特別支援学校での活動@絵を描く

絵を描く

 

 

一見すると何の捻りもない遊びです。

 

 

 

 

 

意味ある?と思われそうですが、何かを書くということは目でペン先を追いかけて、指で筆圧を調整しながら書くことで初めて成立する動作です。

 

 

以前、よくTVであった光景で見えない箱の中に手を入れ、中身を当てるゲーム

 

 

視聴者は見えるがタレントは見えないのでTVを見ている側は「なんで分からないんだよ!」笑いながら見ていた記憶があります。

 

 

でも、それくらい目からの情報がモノを認識するためには大切であり、割合を大きく占めるということ。

 

 

人間のストレスだって、ほとんど(80~90%)が目と耳からの情報です。

 

 

この大切な部分を理解していない時もあり、思い出すと恥ずかしい限りです(笑)

 

 

ペンを握るということは触るという感覚を使います。

 

 

日頃の何気ない行動でも実際は、色々な感覚(神経)を同時に使っています。

 

 

一般には普通の動作でも、それが上手にできない子供たちもいる。

 

 

真っ直ぐ歩けなかったり、筆圧をコントロールできなかったり様々。

 

 

指先ひとつ動かすにも、神経というケーブルがあるから筋肉が動きます。

 

 

神経の伝達が上手く行ってないと、スムーズに身体が動かない。

 

 

もちろん痛みや不快感も同じで神経伝達がうまくいってないから起こる現象。

 

 

痛みや不調もそうですが、痛い部分にフォーカスすると全体が見えなくなります。

 

 

全体が見えないと個にフォーカスできない。

 

 

支援学校で例えるなら…

 

 

できない事を手伝う、その場の達成感も大切だけど「できなかった事を自分でできるように導びく」ほうが素敵だなと思う今日この頃。

 

 

関われる時間は限られているし、たくさん失敗もするでしょうけど得るモノも大きい。

 

 

だからこそチャレンジ