七五三の諸説
日本人の平均寿命が50歳を超えたのは1947年になってからで江戸時代の平均寿命は30~40歳。
庶民より栄養状態の良い環境の将軍家ですら、生まれた子どもの半分は5歳までに死亡していました。
たとえば、12代将軍・徳川家慶
男女合わせて27人の子どもがいましたが、成人まで生き残ったのはただ1人で、のちの13代将軍である徳川家定のみです。
江戸時代、ちょっとした風邪で生命が奪われ、風邪から肺炎のパターンも多かったでしょう。
乳幼児の半分以上が死んでしまう江戸時代。
死因の主なものは感染症。風邪、肺炎、麻疹。
麻疹は「命定め」と言われており、この病気で死ななかったら大人になれる、という意味らしいです。
七五三は、5歳まで死ななかった、7歳まで死ななかったという、喜びの儀式です。
また成人では梅毒が多く、江戸内では本道(今で言う内科)の患者の半分は梅毒でした。
様々な753の諸説がありますが、僕はこの諸説が有力と考えてます。
今の世の中、何でも美化してビジネスに繋げる傾向に否定しませんが、本当の健康という意味を考えると、悪化してからでは遅いしお金を出しても買えない。
自分も親を癌で亡くしてるので人の健康に対してはわりと、タイト。
だからこそセラピストは向いてるんでしょうね。笑
生きてるだけで丸儲け…そんな言葉もありました。
自分もセラピストとして現役でいる間は「不調改善の駆け込み寺」として邁進するしょぞん。