グルコサミン・コンドロイチンの闇

こんにちは新潟CBS整体wat51です。
 
 
8月のセミナーでは、栄養学からみるミネラルについて伝えました。
 
ミネラルは、私たちが生きていく上で欠かせない栄養素です。
 
たくさん摂取すると身体に良いイメージがあります。
 
しかし最近は、多くの食品にCa(カルシウム)が添加・強化され市販されていることをご存知でしょうか。
 
過剰な摂取は、ミネラルバランスが崩れて不調の原因にもなるので注意が必要です。
 
 
その他にもブルーベリーが目に良い、、、
 
グルコサミンやコンドロイチンは膝に良い、、、
 
TVなどでも毎日のように「それ系」のサプリなどが販売されています。
 
※ちなみにグルコサミンやコンドロイチンは軟骨なる成分です。
 
 
たしかに膝の軟骨は、加齢とともに年々すり減るから、成分を補う必要がある、というのは理解できます。
 
しかし…
 
 
グルコサミンやコンドロイチンを飲んだら本当に、膝の軟骨に栄養として届くのか疑問です。
 
どんな成分でも、口から摂取したら胃腸で分解されてしまいます。
 
口から摂取しても、そのままの形では体に吸収されません。
 
だから・・・「分解」されます。
 
 
そして消化された後に、分解酵素(アミラーゼ)により、糖が2つつながっただけの低分子物質となり、
 
さらに別の分解酵素によって単糖になるまで分解され、ここでやっと吸収される。
 
※単糖類はそれ以上分解されない糖類。
ブドウ糖(グルコース)、果糖(フルクトース)、ガラクトースなど
 
 
そこから再び元の成分に合成されて、膝関節に届く!?
 
 
いわゆる「トランスフォーム」するってことです、、、
 
 
 
 

(ネット引用)
 
 
 
 
コンボイ司令官も仰天チェンジですw
 
 
口から摂取したら、そのまま膝の軟骨に届くわけではありません。
 
私たちの身体は、お家のリフォームみたいな訳にはいかないんです。。。
 
ちなみにグルコサミン・コンドロイチンは、ダメージをうけた軟骨を元に戻したり、しなやかさを保つ働きなどありません。
 
軟骨がすり減り曲がらない関節や、痛みや腫れを緩和する働きなど、期待しない方がよろしいかと存じます。
 
グルコサミンやコンドロイチンは、肉や魚を食べても摂取可能です。
 
テレビCMなど刷り込みって本当に怖いですね(笑)
 
 
まずは知ることで選択の幅が広がる。
 
これからも心と身体のつながりの本質を伝えて行ければと思います。