愛着と繊細さん(HSP:ハイリーセンシティブパーソン)
こんにちは木村です。
今日は、赤ちゃん・親子の絆についてセラピスト目線での覚書。
小さい頃のぬいぐるみや玩具をボロボロになっても今も大事にもっている方や、
学生時代の筆記用具など、愛着が湧いてきて10年以上も・・・
そんなケースってたくさんあると思います。
私も20年前に4500円で購入したマネークリップを今でも持っています。
愛着とは「慣れ親しんだ物事に心を引かれ、離れたくないと感じる」ことを言います。
物や場所だけでなく、人と人でも心理的な愛着があります。
人の愛着は、他人や動物などに対して情緒的な結びつき、
特に赤ちゃんが生まれたとき、親子の結びつきは特別です。
生まれて間もない赤ちゃんがお母さんに抱っこや、ミルクを飲ませてもらったり。
オムツを変えてもらったり、そう言ったことを通して親子の愛着をより一層深めていきます。
この愛着って実は、脳でシステム化されて3歳くらいで完成すると言われて
あくまで教科書の上でなので、個人差はあると思いますけど。
それが愛着システムです。
例えば抱っこしてくれない、お腹が空いてもミルクをもらえない、オムツを変えてもらえない・・・
もし、こんな状況なら赤ちゃんは安心できるでしょうか?安全と感じるでしょうか?
当然、不安になると思います。
親から十分な安心と安全という愛情をもらった子は、愛着システムがしっかり構築されてストレスに耐性が高くなりやすいといわれています。
もちろんい遺伝的な気質、環境の問題もありますが、ちゃんと愛情たっぷりかけないとストレスに弱く、自分の感情処理がうまくいかない子になりやすい。
そうすると生きづらさのため、自己防衛による行動を起こしてしまうケースがたくさんあります。
年齢によってイヤイヤ・不登校・引きこもりなど・・・
すべてではありませんが、HSPといわれる繊細さんはこのケースが少なくありません。
だから私は、HSPや繊細さんを「栄養・生理・心理・運動エクササイズ」など色々な視点から諦めずにサポートしています。
繊細さんが自分らしい健康と笑顔で暮らすため、出来ることってたくさんあります。