HSPと思考とパターン
こんにちは木村です。
思考とパターンについて。
私が経験したこと、学んだ内容を元にしており、全ての人に共通するわけではありません。
人間の思考パターンは、おおまかに2つと言われています。
それが「目的思考と問題思考」
といっても明確ではなく、人により比重が違います。
【目的思考】
目的思考のりんごが大きくなると、目的を達成するために準備します。
海外旅行に行くイメージが近いかもしれませんね。
あれこれ妄想して、心の部分では「ワクワク」したり。
旅に持っていくモノを揃えたり、パスポートや貴重品、ホテルの手配や交通手段、どこを巡るか?
【問題思考】
問題思考のリンゴが大きくなると逃げ腰になりやすい。
問題を回避することを優先。
その場を乗り切るために、噓をつく人もいるかもしれません。
守れない約束を交わす人
フリーズ(固まる)や逆キレする人
自分にダメ出し、ひとり反省会をくり返す人もいるかもしれません。
一時的に問題回避の思考が大きくなることは、誰でもあります。
それが持続して反復的にくり返されると、自然と問題を避けるマイナス思考に変化していきます。
「いつも問題を避けていると回避するのは上手になる」
しかし向き合って解決することが苦手になる。
これはHSPにもよくある思考パターン
ただ思考パターンは、生まれ育った環境に大きく左右され、
自分では決められないことが実は非常に多い。(家庭環境の問題など)
だから自分を責めても。物事がよい方向に進まないことが多い。
わたしに例えると・・・
・父親:否定的で新しいことが苦手、自分が正義、よく怒る人
・母親:優しいけど父に意見できない我慢する人
このような環境で育ち、幼少期は父から「怒られないこと」が最も重要なミッションでした。
年齢を重ねて思考の偏りが出ているにも関わらず、気がつかないまま月日が流れ・・・
大人になって本当に苦労する。もちろん今も。
そういった意味でも、目的志向の思考を育てることが大切です。
ひとりで何とか解決しようと悩んでも、なかなか答えは出ない。
そんな時は、勇気をだして誰かに相談する。
気軽に相談できる環境って自分にはあるのか?
なかったら放置しないで見つけることが、とっても大切。
問題思考から抜け出すチャンス。