「聴く」ことは安心にもつながる
こんにちは木村です。
今日のテーマは「きく」
漢字では、「聞く」と「聴く」2つあります。
一般的な会話、コミュニケーションでは、「聞く」を多用します。
自分が意識しなくても音や声を耳で感じ取ることの「聞く」
ただ何となく音楽を聞く、そんな時も使うフレーズです。
それに対して「聴く」は、相手に対して理解しようと耳を傾ける。
この聴くという漢字ですが、「耳・目・心」の3つから成り立っています。
ご相談者さま、そのご家族、そしてセンサイ会議でも聴く力って大切だなと感じています。
つい最近もコミュニケーションの大切さを再認識させられたことがありました。
コロナ感染後に謎の体調不良で苦しんでいる方を今もサポートしています。
その際に親御さんから貴重な体験談を伺いました。
コロナ後遺症の界隈で有名な医療機関に受診したとき、
心身とも辛い状況にもかかわらず、矢のように次から次へと質問、、、
ついに言葉が詰まり、胸が苦しくなって涙が出てしまったそうです。
最後にDrから「あなた…うつの傾向がある」と言われてしまったそうです。
上手く言葉で伝えられないだけなんですけどね。
この体験談を伺ったとき、人によって本当に色々なんですねと、感謝の言葉をいただきました。
人により育った環境、職種や立場などすべて違います。
その中で信頼関係築くためには、相手の気持ちや考えを理解していくこと、
そして相手が話しやすい状態を作りながら、耳を傾ける。
優しく背中をおせるような存在になりたいと思っています。
整体師やセラピストに限らず、ケアに携わる方も傾聴をぜひ意識してくださいね。
これにより「その場の安心感」が変わります。
繊細さんは敏感ですからね。