生きづらさを考える

生きづらさを考える

 

 

日本は、海外に比べると平和で豊かです。

 

 

よほどのことがない限り、生死にかかわること、生活に困窮することはありません。

 

 

学校だって義務教育までエスカレーター式

 

 

実際のところ衣食住をふくめ豊かな社会で、AIなど革新的な技術も進歩している。

 

 

その反面、引きこもりが100万人を超えており、多くの人が幸せであるとはいえない現状もある。

 

 

その背景には、人々の抱える生きづらさの問題があるように思います。

 

 

私自身も、どこへ行っても改善しないお悩みの方、感受性が強いHSPの方々をケアしてきた中で一定数の方が不調をくり返すことに以前は疑問でした。

 

 

なぜ同じように、くり返すのだろう・・・

 

 

くり返す方って、まじめで、プレッシャーや使命感で心が折れそうになりながらも、頑張る人が多いのかなぁと感じています。

 

 

遠慮がちで自罰的、自己主張が苦手な気配り上手…でも結果として心身に問題がおこる。

 

 

みんな同じストレスに耐えれるわけではなく、個人差があります。

 

 

たとえば・・・不登校

 

 

今までは、「メンタルが弱い・過敏」など個人の性格的な問題と片付けてしまうケースも少なくはない。

 

 

性格的な問題でかたつけるのは昭和な考え方だと思います。

 

 

やる気が出ない、精神的に不安定な状態のとき、傍目からみると「調子わるいのかな?疲れてる?」と見えてしまいます。

 

 

しかし、カラダの中では何が起こっているのか?自律神経のバランス崩しているから結果的に「やる気が出ない、精神的に不安定」になったと考えることもできます。

 

 

数年前から保育・療育者の方々にも愛着形成(愛着障害)という考え方が、やっと少しずつ認知されはじめました。

 

 

 

《愛着障害》

受胎から成長期にかけて、さまざまな理由で受けるさまざまトラウマが原因で、愛着の形成がうまくいかず自律神経系の発達を妨げられたとき、生きづらさという形で現れることが多くあります。

 

 

生きづらさを抱える人たちにカウンセリングなどの心のケアも大切です。

 

 

しかし、その心や感情を作り出すセロトニンや自律神経など科学という面からもヒモ解くと、より穏やかに過ごせるヒントが見えるようになります。

 

 

教育も多様性を取り入れるなら、もっと様々な視点からみてあげたら良いのに…

 

 

今までの教育者向けのセミナーや講演では、こう言った内容が不足している部分なので、生きづらさを抱える人たちを支える教育者の方々にも今後は、伝えていきたいと考えています。

 

 

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