wat51がビフォーアフターをやらない理由

こんにちは木村です。

整体やセラピー、エステなどの業界でも「ビフォーアフター写真」をSNSなど毎日のように目にします。

施術の前後を並べれば「これだけ変わりました！」と一目でわかる。

実際に「先生はやらないの？」とお客さまから言われたこともあります。

私はやらない派

写真では伝わらない本当の変化

いくつか理由があって、まず法律面。
薬機法や景表法、医療広告ガイドラインというものがあります。

例えば…ホームページやSNSでも、私たちが「治る」と表示するのがアウト。
こういった細かい法律があるんです。

この観点から、ビフォーアフターはかなりグレーゾーン…。
私はリスクを背負ってまでやる必要はないと考えてます。

あと一番の理由は、写真ではすべては伝わらないから。

本当の変化は写真に映らない

私は「姿勢を矯正」を目的にしていません。
何か体や心に問題がおこれば、姿勢は崩れていきます。
でも順番があると思うんです。

ある日、いきなり体が歪むことありません。
何かのキッカケがあって姿勢が悪くなり歪みます。

その原因も深いものから浅いものまで、本当に人それぞれです。

だから私は、その深い部分にある原因に手を当てたい。

変化を一緒に確かめる存在

何を食べて何を飲んできたのか。
家族・学校・職場環境。
無理して心が疲れ切ってしまったり、頑張り過ぎた結果だったり。

それが体に「歪み」として表れる。
だから体はウソをつきません。

私が全力で向き合うべきは、お客様が笑顔で過ごせる未来。

姿勢はひとつのピースです。

安心と信頼、感謝の笑顔が、わたしにエネルギーを与えてくれると思っています。
一枚の写真よりもね。

木を見て森を見ずにならない

「木を見て森を見ず」という言葉があります。

人でたとえるなら、髪型や服装など「目に見える部分」ばかりに注目して、その人の本当の人柄や生き方を見落としてしまうようなもの。

私が大切にしたいのは、写真には映らないけど、一人ひとりの未来につながっていく生きた変化。

だから私はこれからも、木に目を凝らしつつ森を忘れないように、写真では表せない安心と信頼を大切にしていきたい。

とはいえ…

プライベートでは…映え、気にします(笑)