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vol.1:ひとのフィルター

2025.10.14

ブログ
vol.1:ひとのフィルター

こんにちはwat51 木村です。

今日は、ご相談者さまと会話のなかでお伝えすることはあっても、これまで文章にはしてこなかったことを綴ってみます。

落ちも、笑いもない脳内妄想のようなブログです。

感情というフィルター

私たちは、無意識のうちに感情のフィルターを通していろんな世界を見ています。

「好き・嫌い」「信頼できる・できない」


どれも自然な感情ですが、場合によってはそのフィルターが、自分のチャンスを閉ざしてしまうことがあります。

たとえば…
「木村のことが好きじゃないから、wat51の話は聞かない」

そんなふうに思う方がいるかもしれません。

でもそれって、「好き・嫌い」の判断が先に立って、自分の成長のチャンスを閉ざしてしまう状態です。

本当の意味での学びや気づき

学びや気づきは、「誰から受け取るか」よりも、「どんな状態で受け取るか」が大切だと私は考えています。

どんなに正しい情報でも、感情フィルターを通してしまえば、まるで別のものに見えてしまうことがある。

主観が強く入りすぎて、現実を正確に見られなくなる瞬間があるがあるということ。

人はみんな、自分の経験・感情・価値観を通して世界を見ています。

同じ出来事でも、Aさんには「希望」に見えて、Bさんには「不安」に見える。

まったく情報は同じでも、受け取る側の心のレンズが違えば、意味がまるで変わってしまうことがよくあります。

わたし自身の課題

この感情フィルターをどう超えて、必要な人にどう届けるか。

これは、私にとっても課題です。

自分なりに長く模索して様々な分野を学んだり、整体法やセミナー、いろんな場、とんでもない症状の方を経験してきたので、きっと私自身も自分だけのフィルターがあるんだと思うんです。

でも、そのフィルターが強くなりすぎると、心の柔軟性がなくなり、ほんとうの学びやご縁まで遮ってしまうことがある。

もちろん、たくさん失敗済みです…。

置きかえると…

これは体の不調を回復することにも似ています。

長く不調を抱えて、自分なりに学んで実践したり、整体や病院をハシゴしてきた人って、きっと自分だけのフィルターがあるんだと思うんです。

それは悪いことじゃなくて、むしろ頑張ってきた証。

でも、そのフィルターが強すぎると、ほんとうの安心が届かないことがある。

だから僕は、何度でも、粘り強く伝え続けていきたいと思います。

好きでも、嫌いでもいい。
誰かの心が、少しでも軽くなって、新しい学びに出会えたなら

そのきっかけになれることが、私にとっての一番の喜びです。

次回予告:フィルターを外す4つの視点

人間はとても複雑な生き物で、不調もまた、ひと筋縄ではいかない難解なパズルのようなものです。

だからこそ、思い込みなど感情のフィルターを外すには、根性論でもポジティブ思考でもなく、心・体・食・環境の4つを「つながり」で見ています。

心がゆるむと、体が整う。
体が整うと、環境の選び方が変わる。
そして環境が変わると、また心が動く。

木村は何を見ているのか?
そんなことを次回は綴ります。

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