お知らせ
冬になると腰が痛い?新しい視点のお話
2025.01.25
腰痛の季節ってあるのかな?
こんにちは、wat51イワモトです。
・なんだか最近、腰が重たい…
・特に動いていないのに、なぜか痛い…
そんなお悩みが増えてくる季節になりましたね。
1月のterakoyaセミナーでも、参加された4名が腰の不調を感じていて、「今年に入ってから、ずっと痛いんです…」と話してくれました。
食事も睡眠も特に乱れていないし、お菓子だって我慢してる。
それでも腰がつらい…。
思い当たる原因が見つからないと、余計に気になりますよね。
冬と腰痛、その背景にあるもの

腰痛と聞くと、「姿勢や運動不足」をイメージする方も多いかもしれません。
でも冬に増える腰痛は、それとは少し違う背景を持っていることがあります。
私たちは、季節が変わるたびに服装を変えるように、体の中でもさまざまな調整が行われています。
暑いときには汗をかき、寒いときには震えて体温を上げる。
呼吸や血流、内臓の働き、ホルモンバランスなど。
こうした目に見えない調整を支えてくれているのが、「自律神経」です。
この自律神経が、冬の冷たい空気や日照時間の変化など、外からの刺激にさらされると、思っている以上に、体の内側では大忙しになっていること、実はあるんですね。
季節によって腰痛の原因が変わる?
夏の腰痛と冬の腰痛って原因が同じではないことが実は多いんです。
夏は、冷房で体が冷えたり、脱水症状や疲労が多い。
冬は、寒さによる筋肉のこわばりや血流の低下と思われやすいかもしれませんが、実は「交感神経の緊張」の影響から筋肉がこわばり腰痛になる方も意外と多いんですよ💦
・なんだか呼吸が浅い気がする
・ひんぱんに足がつる
・よく夜中に目が覚める…
そんな感覚がある方は、体が頑張りモードのまま過ごしているのかもしれませんね。
自律神経にも、その人らしさあり。

自律神経は、自動で働いてくれるありがたい存在ですが、実は「その人らしい癖」もあると思います。
気温や湿度の変化に敏感な人もいれば、
音や光に強く反応してしまう人もいます。
ちょっとした変化でも、反応が出やすいタイプの方は、寒い季節に「腰が痛い」「お腹の調子が悪い」など、いろいろな形で不調が出やすくなります。
それは、それは決して弱いということではなくて、「調整が不得意」なんだと思います^^
体の衣替え、そっと手伝ってみる

自律神経の乱れが考えれる不調は、強く押したり動かしたりするよりも…
「今、ちゃんと整ってるかな?」と
やさしく声をかけるようにケアも大切。
【私自身が心がけていること】
①湯船に浸かって、体をじんわり温める◎
②首・お腹・目のまわりを温かく保つ
③呼吸をゆっくり、長く吐いてみる
④なにもしない時間を意識的につくる
シンプルなことでも、少しずつ落ち着く習慣をとりいれるって大切かなと思います。
その腰痛は、がんばりすぎてる証かも?
冬の腰痛は、「根性が足りない」とかのお話は苦手です(笑)
木村先生とも話し合いますが「筋トレ不足」とか、そういう次元の話ではないことが実際は多いんです。
気づかないうち体の使い方が変わり、結果として歪みがでたり、目に見えない疲れがたまって内臓が弱ったり。
そんなときは、思い切って動きを止めてみる!
ただ、ぼーっとする時間を取ってみる。
それが意外と、回復スイッチになることもあると感じています。
もし体が「なんだかいつもと違う」とささやきが聞こえたら、たまに耳を傾けてみてくださいね^^
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