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その首痛、内臓が関係してるかもしれません

2025.07.02

体のこと
その首痛、内臓が関係してるかもしれません

「首が痛くて振り向けない」
そんなとき、首や肩を揉んでもすぐに戻ってしまった…そんな経験はありませんか?
もしかするとその原因、首ではなくお腹の中にあるかもしれません。

肩こりやストレートネックばかりに目を向けていると、見逃してしまう体のサインがあります。
内臓の疲れが、首の痛みとして現れることもあるんです。

なぜ内臓の不調が「首」に出るの?

こんにちは、wat51木村です。
実際に、多いのが首を寝違えた方のご相談は、「特に思い当たることがないんだけど…」という声も多い。

そこで今回は「内臓疲労と首痛・寝違えの意外な関係」についてやさしく解説してみます。
たとえば、夜遅くの食事やストレスが続いたり、お酒・甘いものが増えると、肝臓や胃腸に負担がかかります。

そういった生活が続くと、体は無意識に内臓をかばうような姿勢になったり、腹部が緊張して背中の筋肉までギューッと引っ張られることがある。

結果として、肩甲骨のまわりや首のこわばりにつながってしまう…そんなことも実は少なくありません。

首だけをほぐしても、戻ってしまう理由

首の痛みやこりが気になると、つい「首だけ」をなんとかしようとしてしまいがちです。
でも、ぐいぐい押したり温めたりしても「またすぐ戻ってしまう…」ということ、ありませんか?

もしかすると、原因は首そのものではなく、お腹の中にあるのかもしれません。

便秘や下痢、食後のもたれ、冷えなど、内臓が疲れていると、その影響が首まわりにこわばりとして現れることもあります。

首は「お腹のサインが出やすい場所」。
そう思って、ちょっとお腹にも目を向けてみると、見え方が変わるかもしれませんよ。

首を守るには、まず「体の声に気づくこと」から

この時期は、冷たい飲み物やアイスに手がのびたり、エアコンの効いた室内と暑い外を行き来する生活になりますよね。

そのぶん、お腹の内側では知らず知らずのうちに冷えと緊張が積み重なっている。

そんなとき、首や背中がこわばったり、呼吸が浅くなったりするのは、体が「ちょっと内臓もケアして〜」と教えてくれているのかもしれません^^

夏のセルフケア

まずは、みぞおちや左脇腹あたり(胃の裏側)を、手のひらでそっとあたためるように撫でてみてください。
深く呼吸できるようになると、首まわりもふわっとゆるみやすくなります。

・冷たい飲み物は朝一番だけ控える
・お風呂でお腹を温めながら深呼吸
・寝る前の1分、足を軽くさするだけでもリラックスに

ささいなことの積み重ねが、首を守るやさしい習慣につながりますよ~

身体の不思議なつながり

余談ですが「え?お腹なのに首?」って、不思議に思いますよね。
でも実はこの視点、セラピストにとってはかなりの武器になるんです。

私自身、これを知ってから、触れる場所も変わったし、見える景色もガラッと変わりました。
症状にふりまわされず、体の奥から寄り添って向き合うって、こういうことかもしれませんね。

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