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ギックリ腰と食生活

2025.07.03

体のこと
ギックリ腰と食生活

くしゃみで腰がピキッ!? その背景に“内臓の声”があるかもしれません。

「朝、顔を洗っていただけで腰にピキッ…」
「重いものなんて持ってないのに、なぜかギックリ腰に…」

そんな“思い当たるフシのない”腰の痛み、実はとても多いんです。
そしてその背景には、食生活や内臓疲労が関係しているケースも少なくありません。

心当たりが全くないのにナゼ…

こんにちは、wat51木村です。
ご来院される方のなかには、「特に無理してないのに急に腰が痛くなって…」という方も少なくありません。

今回は、「ギックリ腰と食の意外な関係」について、やさしく解説してみたいと思います。

「筋肉」だけじゃない、内臓からくる“腰のサイン”

お腹が痛いとき、自然と体を丸めてしまう経験ってありませんか?
無意識に、内臓をかばうような姿勢になってしまう。
実はそれも、体が内臓を守ろうとする自然な反応なんです。

たとえば・・・
・暴飲暴食が続いた
・冷たい飲み物が増えた
・夜遅くまで食べていた

そんな生活が続くと、胃腸や肝臓はフル稼働…。
内臓が疲れてくると、腹部や腰まわりの筋肉がぎゅっと緊張し、体は無意識に守りの姿勢へ。
その結果として、腰の痛みにつながること…本当にあるんです。

食べ方や姿勢が“腰”に影響することも

たとえば、こんな「食べ方のクセ」に心当たりはありませんか?

・右or左側だけでよく噛む
・早食い&あまり噛まない
・食後すぐに横になることが多い

こうした習慣は、胃や腸に負担をかけやすく、腹部の緊張や姿勢の崩れを生み出しやすいんです。

つまり、腰は食のストレスを代わりに引き受けてくれているのかもしれませんね。

木村流・腰を守る「食+セルフケア」3つの習慣

体の声を聞くには、難しいことをしなくても大丈夫。
毎日の中に、ちょっとした意識をプラスしてみてください。

冷たい飲み物は朝一番だけ控えてみる
→ 内臓を冷やさないことで、腰まわりの緊張も防ぎやすくなります。

よく噛んで食べる(20回でも◎)
→ 胃腸への負担を減らし、腹圧や姿勢も自然に整ってきます。

お腹が張っている日は、おへその下をやさしくなでてあげる
→ 腹部がふっとゆるみ、背中や腰の張りが和らぐこともあります。

腰は「体の代弁者」なのかもしれません。

痛みがあると、ついその部位だけに注目しがちです。
でも体はひとつ。腰も首も、実は全身からの声を代わりに届けてくれている

ギックリ腰に限らず、「なんとなく不調が続く」という方も、まずは食事や内臓の状態を少しだけ気にしてみてくださいね。

無理せず、ゆっくりと。
体はちゃんと、変わる力を持っています。


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