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vol.3 背骨と自律神経の本当のつながり

2025.07.06

体のこと 繊細さん(HSP)
vol.3 背骨と自律神経の本当のつながり

「朝がつらい」それは、体が発している静かなサイン

vol.1では背景にある自律神経の不調について。


vol.2ではまるごと見る視点の大切さをお届けしました。

そして最終回の今回は、
子どもたちの不調がどこから来ているのか、体の「真ん中」にある背骨と自律神経のつながりに目を向けてみます。

検査では目立つ異常なし。
でも調子が悪いとき、心身のバランスをやさしく調律する視点から、体の声に気づくヒントをお届けします。

自律神経は、体を支える“見えない司令塔”

こんにちは、wat51の木村です。
私たちの体には、呼吸・心拍・血圧・消化・ホルモン分泌など、無意識で働いてくれている調整役の自律神経が存在します。

交感神経(=活動・緊張モード)と
副交感神経(=休息・回復モード)
この2つの神経がスムーズに切り替わることで、人は「休む」と「がんばる」のバランスを保っています。

でもこの切り替えがうまくいかないと、
眠れない、食欲がわかない、落ち着かない…
といった原因不明の不調があらわれてくるのです。

背骨は、自律神経のメインルート

自律神経は、脳から背骨を通って全身へと広がっています。
背骨は、神経の通り道で神経の高速道路ともいえる存在です。

だから背骨に歪みやこわばりがあると…

・首や背中が固い → 呼吸が浅くなる

・肋骨が広がらない → 心肺機能に影響

・腰のゆがみ → 腸や生殖器系の働きに影響

といったように、自律神経の働きにもブレーキがかかってしまうんです。

背中の緊張が、不調の「出口」をふさいでいることも

自律神経のアンバランスは、「ストレス」だけが原因ではありません。
実際には、体のこわばりや動きのクセの中に気づかれないサインとして現れていることも多い。

整えるコツは「ゆるめる・通す・安心させる」

私たちは、身体と神経の通りをよくするために、こんなアプローチを行っています。

■背骨・肋骨・骨盤・横隔膜など、呼吸や動きのカギになる部位をやさしく調律

■呼吸を深め、副交感神経のスイッチを入れやすくする

■手足やお腹などの末端から「安全だよ」と伝えるような刺激を加える

特に大切にしているのが、「お腹」と「背骨」です。
どちらも自律神経などのセンサーが集中していて、体と心の両方を整える重要なポイント

歯車が止まりかけているときこそ、やさしい刺激を

「なんとなく疲れる」
「寝ても疲れが抜けない」
「がんばりたいのに、心がついてこない」

そんなとき、体の中では小さな歯車が止まりかけているのかもしれません。
wat51では、その歯車がもう一度まわりはじめるように、静かに背中を後押ししていきます。

背中がゆるむと、心もふっとほどけていく

不調の原因がわからない。
説明できない。
でも、体がつらいのは確かにある…

そんな方にこそ、背骨とお腹と自律神経の「つながり」に目を向けてみてほしいのです。

背中が軽くなるとき、不思議と、心のこわばりもふっとゆるんでいきますよ。

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