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異常なしと「困っていない」は同じではない

2026.09.11

体のこと
異常なしと「困っていない」は同じではない

先日、めまいや胃腸の不調について、ご相談がありました。

この方は、ホームページを見て「行ってみよう」と思われたわけではなく、ご紹介で来られた方です。

後日、そのご紹介者の方がお越しになった際にお礼をお伝えすると、こんなお話になりました。

もう、スマホ出してっ!くらいの勢いで、半ば強制的に予約させました(笑)

毎日、職場で顔を合わせる間柄。
日々つらそうにしている姿を見ていて、放っておけなかったそうです。

そこまで気にかけてくれる人が身近にいる。
それだけでも、心強いですよね。

検査では大きな問題なし。でも本人はつらい

今回の方は、めまいがあるため耳鼻科へ。

胃腸の不調については消化器内科へ。

さらに脳外科でMRIも撮り、検査を受けたそうです。

それでも、大きな問題は見つからない。

「ストレスですかね」

「自律神経が少し乱れているのかもしれませんね」

そんな説明を受けたと伺いました。

大きな問題が見つからなかったのは、ひとまずほっとすることです。

ただ、本人としては、やっぱり調子が悪い。

「じゃあ、このつらさはどうしたらいいんだろう?」

そこが残っている。

検査で異常がなかったことと、生活で困っていないことは、同じではありませんよね。

最初は、たくさん話してください

僕が最初にお話を聞くときは、

時系列に沿って整理することを大切にしています。

いつから始まったのか。
どんなときにつらいのか。
少し楽に過ごせるときはあるのか。
これまで何を試して、どうだったのか。

そして、今の生活で何に一番困っているのか。

もちろん、ほかにも聞きます。

だから、たくさん話してもらいます(笑)

最初から、きれいに説明しようとしなくて大丈夫です。

「あ、そういえば、これもあった」

「関係ないかもしれないけど……」

そんな話も聞かせてください。

関係があるかどうかも含めて、一緒に考えます。

症状がいくつもあると、
自分の中でも話があちこちに飛びますよね。

ここがつらい。
あそこも気になる。
そういえば、夜中も目が覚めてしまう。

その一つひとつを整理して、
実際の身体の状態と照らし合わせていきます。

必要に応じて専門的な検査も組み合わせながら、

何が不調に関係していそうか、

どのように対応するかを考えます。

僕は、「話を聞いて、調べて、考える」時間を大切にしています。

整体というと、すぐベッドに横になって、揉んだり伸ばしたりするイメージがあるかもしれません。

なので、きっと このご相談者さまも、

思ってたんと違う…

と思った、かもしれませんね(笑)

次に何をしたらいいか、分からないこともある

めまいがあれば耳鼻科や脳外科。

胃腸の調子が悪ければ消化器内科。

まず医療機関で診てもらう。

必要な診察や検査を受けることは大切です。

ただ、検査を受けても不調が続いていると、

その先で困ってしまうことがあります。

「どこへ相談したらいいんだろう」

「もう少し様子を見るしかないのかな」

整体が候補に入らないのも、分かります。

整体は腰痛や肩こりで行くところ。

骨をボキボキするところ。

伸ばしたり、ほぐしたり。

そんなイメージだからこそ、
めまいや胃腸のことを相談しようとは、
なかなか思わないですよね。

そこは、僕たちもちゃんと伝えないといけないところです。

今回の方には、その間をつないでくれる先輩がいました。

不調を我慢している人の中には、

次に何をしたらいいのか分からず、

結果として我慢するしかなくなっている人もいる。

今回のお話を聞いて、あらためてそう感じました。

話しやすくても、対応はきちんと

今回の方は、2回目の施術をはじめる前に、

前回のあと3日くらいは変化がわからず…

「4日目の朝、起きたら以前の元気な自分の感覚だった」

不思議な体験でした、とお話ししてくださいました。

こういう言葉を聞けると、僕もほっとします。

ご紹介くださった先輩にも、本当に感謝です。

もちろん、これは今回の方の経過です。

同じ症状でも、背景や必要な対応は人それぞれ。

僕は、何でも何とかできるとは思っていませんが、

症状の変化やお話の内容によっては、

医療機関への相談や先に病院で確認したほうがいいですね。

そうお伝えすることもあります。

普段は冗談も言いますが、ここは曖昧にしません。

何ができて、何はできないのか。
そこはきちんとお伝えします。

「こんなこと、相談してもいい?」からで大丈夫です

病院にも行った。
検査も受けた。
いろいろ試した。

それでも、調子が戻らない。

そんなとき、「ここに相談することじゃないかな」と迷ったら、まず聞いてください。

うまく説明できなくても大丈夫です。

話を整理するところから、

今、何に困っているのか。

少し楽になったら、何をしたいのか。

そこも含めて、聞かせてほしいと思っています。

そのうえで、今どんな対応が必要かを一緒に考える。

僕がお手伝いできることであれば、しっかりサポートします。

まずは、

「ちょっと聞いてもいいですか?」

くらいの感じでどうぞ。

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