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【ギックリ腰】その場で痛みが軽減した理由とは?

2019.08.07

体のこと
【ギックリ腰】その場で痛みが軽減した理由とは?

突然のギックリ腰!ご相談は“当日の朝”でした

こんにちは、wat51 木村です。

今回は、とてもタイムリーなご相談がありました。
「朝起きたらギックリ腰になってしまって…動けません」という、まさに“緊急事態”。

一般的にこういうケースを聞くと「一発で改善したんですか!?」「先生、すご腕ですね!」なんて言っていただくこともありますが…

実は、本当に大切なのは“状態の見極め”なんです。

ギックリ腰は全部同じじゃない?2つのタイプとは

ギックリ腰とひとことで言っても、実際には症状のタイプによって対応がまったく違います。

ざっくり分けると、以下の2種類

【タイプ①】筋肉が損傷しているパターン(いわゆる捻挫系)

・筋肉が切れ、内出血している状態

・熱や腫れを伴い数日は強い痛みが続く

・足首の捻挫と似ており、回復には1〜2週間程度かかることも

【タイプ②】筋肉がけいれんしているパターン(脱水・緊張タイプ)

・水分不足や疲労、冷え、ストレスなどが原因

・筋肉が過緊張になり、急激な痛みとして出る

・適切にケアすれば、その場で痛みが7〜8割改善することも

今回のご相談者さまは、②のけいれん性タイプ。

施術後はその場で動きが戻り、翌日には「かなり楽になった」とご報告をいただきました。

このタイプであれば、早めのケアが本当に効果的ですね。

状態を見極めた結果

「一回でこんなに良くなるなんてすごい!」と言っていただけることもありますが、それは偶然でも奇跡でもなく、「一発で改善した魔法の手」ででもありません。

ちゃんと状態に合ったケアができたから。ただ、それだけです。

そして、「今はどの段階か」「回復の見込みはどうか」という判断がとても重要です。

特に①のような筋肉の損傷タイプの場合、「無理に動かさず、冷やして安静にする」など、適切な経過管理が必要になります。

ギックリ腰は“急に”だけど、体は前からサインを出している

急なギックリ腰も、実は体が出していたサインの延長線上にあります。
水分不足、疲労の蓄積、睡眠の質、冷えやストレス…

日常のちょっとした“ズレ”が、痛みという形で出ることもあるんです。

「朝から腰が…」「前ぶれなく動けなくなった」そんな時は、自己流で済ませず、できるだけ早めに相談いただければと思います。

今回のように、状態をしっかり見極めれば、その場で改善できるケースもあります。
気になる症状があれば、お気軽にご相談くださいね。

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