お知らせ
理解されづらい悩み
2019.11.24
こんにちは木村です。
悩みって特に、目に見えない「問題」は理解されにくく、自分でも説明が難しいことがあります。
私自身が小さい頃から親の表情や顔色をうかがって敏感に感じ取ったり、緊張しやすいため疲れやすかった。
でも、この疲れやすさって本当に伝わらないですよね…。
「疲れやすい=体力がない」と比較する人も多い。
感情が行動を左右する
朝、起きて「今日も一日頑張ろう」という気持ちになりますが、身体の不調があると「また腰が痛い…」と憂うつになることも10年ちかくくり返して経験しました。
HSPは、他人には気づかれない小さな刺激にも強く反応します。
何気ない一言に深く傷ついたり、騒がしい環境で心が疲れたりすることも少なくありません。
失敗から学んだこと
セラピストとして多くの方を施術してきましたが、過去には大きな失敗も…。
あるとき、慢性的な腰痛でご来院された
HSP気質があるであろう方。
私は体の痛みを取り除くことを優先して施術をおこないました。
数日後にメッセージをいただき、「痛みは軽くなったけれど、心がモヤモヤして眠れない」と言われました。
心と体のつながり
そのとき初めて、身体だけをケアしても十分ではない。
HSPの方は感情を抑え込みやすく、心の負担が体の不調に結びつくことが実は多いと初めて気づきました。
他人に理解されにくい悩みを抱えているとき、無理に説明しようとして疲れることもあります。
まるごと受け止める
ひとつのこと(痛み)に焦点を当てすぎると全体が見えなくなる。
本当は心の傷が先で、体の痛みはサインかもしれない。
失敗から学ぶことって本当に多いですね。とってもよい学びになりました。