お知らせ
年末、胃が疲れてませんか?
2021.11.30
こんにちは木村です。
この季節、忘年会や飲み会が続いて、胃がちょっと疲れ気味…そんな方も多いのでは?
年末年始は、つい食べたり飲んだりが大盤振る舞い。
でも、実は年齢とともに“胃酸の量”は減ってくるんです。
胃酸が減るとどうなるの?
胃酸の役目は、食べ物(特にタンパク質)を分解すること。
でも胃酸が少ないと、その分胃にかかる消化の負担が大きくなります。
だから「若い頃は平気だったのに、最近は胃もたれしやすい…」という人、けっこう多いんです。
お肉を食べるなら、ひと工夫!
そんな時におすすめなのが、下処理で助ける方法。
たとえば、お肉をすりおろし玉ねぎに漬け込むと、タンパク質分解酵素=「プロテアーゼ」が働いて、お肉が柔らかくなり、消化しやすくなるんです。
他にもプロテアーゼを含む食材は…
- しょうが
- にんにく
- きのこ類
- パイナップル
- りんご
- キウイ
などなど。
実は消化を助ける名脇役って、身近にけっこうあるんですね。
酵素が一番働くのは「40度前後」
意外と知られていないのが、酵素が最も活発に動くのは体温に近い40度前後。
生の果物をそのまま使ったり、スープに入れるなら煮すぎないことも大切です。
最後にもう一つ:よく噛む!
どんなにいい素材でも、飲み込むまでが勝負。(笑)
ちゃんと咀嚼して、食べ物を小さく砕いてから飲み込むことで、胃の消化負担はぐっと軽くなります。
目安は、ひと口30回くらい噛む。
(急いでる時は…せめて15回!)
年末年始のごちそうラッシュも、ちょっとした工夫と「ひと噛み多め」で、胃にやさしく乗り切ってくださいね。
胃もたれしやすい方は、ぜひプロテアーゼ食材と咀嚼の力を借りてみてくださいね。
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