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見落としがちな盲点に気づくとき

2023.02.11

体のこと 繊細さん(HSP)

盲点というテーマ

こんにちは、wat51木村です。
今日は「盲点」というテーマで書いてみます。

「それは盲点だったなぁ〜」なんて、日常でもよく使いますよね。うっかり見落としていたことに気づいた時に。

でもこの盲点、もともとは医学的な視覚の言葉なんです。私も昔は知りませんでした。

視点を変えると、見えるものがある

近くでじっと見ても何かわからない。

でも、引いて全体を見てみると「ああ、こういうことか」と腑に落ちる。

これは体の不調にもよくある話です。
たとえば腰痛があると…
・腰の筋肉をほぐす
・骨盤を矯正する

といった「狙い撃ち型」の対処を選ぶ人も多いですが、実際にはそれで良くならないケースが多いんです。

人の身体は、頭のてっぺんから足の先まで、すべてつながっています。
一点だけを見ていても、本質が見えてこない。

回復のカギは、思いもよらない場所に

「いろいろやっても良くならない」という場合、回復のカギになる要素が抜け落ちているのかもしれません。

たとえば以前、顔面片麻痺のご相談を受けた方がいました。

医療機関からは「もうやれることはやった」と言われ、日常生活にも支障が出る中、それでも諦めず通ってくださいました。

時間はかかりましたが、最終的には誰にも気づかれないほどに回復しました。

私たちは病気を治すことはできませんが、回復の可能性を一緒に探ることはできます。

ラベリングにとらわれない視点

これは更年期のせい…

これは顔面麻痺だから…


そうやって症状に名前をつけること(ラベリング)は安心感を与える一方、回復を諦めるきっかけにもなりやすいんです。

腰痛ひとつとっても、MRIやレントゲンに映らない原因はたくさんあります。
ストレスで腰が痛くなる人だって、画像には映りませんよね。

そこが盲点になりやすいのです。

栄養・心・体…全部つながってる

近年は「HSP」や「発達凸凹」といった繊細な体質に注目が集まっていますが、
その背景には栄養の問題があることも少なくありません。

・食べたものが血になる
・血が細胞をつくる
・細胞が体や心を支える

昔の中国では、最も位の高い医者が「食医」だったというのも納得です。

何を選ぶかは、自分の感覚を信じて私は「自然なものをなるべく選ぶ」というスタンスで食と向き合っていますが、完璧主義ではありません。

食事は嗜好でもあり、楽しむものでもある。だから無理なく、感覚を整えることが一番大切だと思っています。

盲点に気づくと、変わり始める

ラベリングにとらわれすぎない
自分の体の声に耳をすまして視点を変えると、本質が見えることもああります。

何かがおかしい。でも原因がわからない

そんな時は、一緒に見えてない部分を探してみませんか?

まだ、できることはあります。
お気軽にご相談ください。

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