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突然の右手の痺れ…それってストレスかも

2022.05.21

体のこと

数年ぶりのご相談者さま

こんにちは、wat51 木村です。
先日、Googleマップにとても嬉しい口コミをいただきました(今さらですがGoogleのロゴ、変わってたんですね。。。)

口コミって本当にありがたいもので、嬉しい理由がふたつあります。

ひとつは、ご相談者さまが笑顔になってくれること。

もうひとつは、その笑顔がご家族にも伝わっていくこと。

嬉しい再会

今回のご相談者さまは、数年ぶりのご来院。以前とは違い、表情もどこか緊張していて、声にも張りがありませんでした。

お話を伺い、身体を確認していく中で見えてきたのは「食生活の乱れ」と、そしてもうひとつはストレスの影響でした。

ストレスって、そんなに身体に出るの?

「いやいや、ストレスなんてみんなあるでしょ」
「それだけでしびれとか起こるの?」
そう思われる方も多いと思います。

実は、ストレス反応には順序と変化の流れがあるんです。

でも、そんなことをチマチマ調べるのは私たちの業界人くらいです。きっと(笑)

ノルアドレナリン

人が強いストレスを受けると、身体は抗う準備をします。

それが「ノルアドレナリン」

これは身体を「戦闘モード」に切り替えてストレスに抵抗する準備OK。

短期的には、とても優れたストレス抵抗システムなんですね。

長引くストレスには…

でも、ストレス過剰が長く続くとどうなるか?

今度はそのホルモンが過剰に分泌されて「怒り・恐怖・不安」といった感情のスイッチになり、体は緊張がつづき痛みの感じ方にも変化が起こります。

本来なら「ちょっと違和感があるな」くらいの刺激が「強烈な痛みやしびれ」として感じてしまうケースを、実際に多く対応してきました。

心が体にブレーキをかける

東洋医学にも「怒りは肝、悲しみは肺」といった考え方があるように、「怒りで腰が痛む」、「家族を想ってお腹の調子が悪くなる」

感情と体って、思っている以上に深くつながっていて、心の状態が身体のどこかに現れるのは自然なことなんですね。

その後

ご相談者さまの右手のしびれは、2回目の施術でほぼ落ち着き、最後は明るい表情でお帰りになられました。

でも正直、施術中は「え、なにこれ?」「何してるの?」と思っていたかもしれません(笑)

でも、人って予想通りのことだけやってたら、予想外の変化なんて起こらないんですよね。

数年たっても思い出して足を運んでくださったこと、本当に感謝しています。

どこに行っても改善しない、そんなときこそ視点を変えるチャンスです。

「もう無理かも…」と思ったその先に、まだできることがまだあります。

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