お知らせ
幼児期の「過敏さ」
2021.09.19
幼児期の「過敏さ」って、なんだろう?
こんにちは、木村です。
先日、「幼児期の過敏さや多動、発達のこと」についてご相談がありました。
ふと、自分の子育て時代を思い出しました。あれはもう20年前。
当時はまだネットも今ほど普及していなくて、情報も少なくて…
何が正しいのか、そもそも“ちゃんと向き合えていたのか”と、今でも反省しています。
実は・・・
そんな私ですが、実は保育園のPTA会長も経験しています。(笑)
でもその頃は、「周りの子ができてるのに、なんでうちの子はできないの?」
そんな風に比べては、「同じ人間なんだから頑張れ!」なんて思ってました。
視点が変わると・・・
気質(HSP)とセラピストとしての視点
セラピストになり、自分がHSP気質だと気づいた頃から、いろんなことが変わりました。
神経過敏、愛着の問題、発達の凸凹…。
それらを“机上の空論”ではなく、「その人の体の中で、実際に何が起きているのか?」という視点で見るようになりました。
たとえば
・落ち着きがない
・集中が続かない
・じっとしていられない
こうしたことの背景には、アドレナリン、ノルアドレナリン、ドーパミンなど
神経伝達物質のバランスの崩れが関係していることがあります。
子どもたちは選べない
大人は、自分で環境や行動を選ぶことができます。
でも、子どもたちはそれができません。
特に発達に偏りがある場合は、体と神経系の連携がうまくいっていないことも。
だからこそ、感覚統合を目的としたエクササイズプログラムを、今準備しています。
目の前の子どもが持っている“良い部分”を引き出すような関わりがしたい。
少しでも光があたるようなサポートをしたい!そんな思いで、今この場所に立っています。
答えは一つじゃない
子育てって、正解がないし、他の子と比べたくなるし、自分を責めてしまうこともある。
でも、ひとつ言えるのは、「誰よりもお母さん・お父さんがその子の一番の理解者」ってことです。
ひとりで悩まず、気になることがあればいつでもご相談ください。
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