お知らせ
過敏さは個性だけじゃない③
2022.11.05
栄養と感受性の意外な関係
こんにちは、wat51木村です。
今回は、過敏さ=繊細さや感受性の強さについて、「栄養」の視点から少し違った角度で考えてみました。
感受性が強いのは「性格」?
音や光に敏感。人混みに疲れやすい。
気になることが頭から離れない。
こうした繊細さは、HSPや個性と言われることも増えましたが、それだけで片づけてしまって良いのでしょうか?
食べていれば大丈夫…じゃない
現代の食生活では、量は足りていても質的栄養不足が起こりやすいというのが私の考えです。
特に妊娠中や幼少期にジャンクフードや偏った食事が続けば、神経の発達やストレス耐性にも影響が出てしまいます。
・感情のコントロールがしにくい
・集団行動がつらい
・音や光に過敏
一見すると○○障害などのカテゴリーに入りそうですが、その背景に栄養のアンバランスもかかわる可能性もあると思います。
発達障害の場合、ほとんどが腸内環境が良くないという研究結果もあるくらいです。
栄養+言葉+身体=包括的ケアへ
一般・教育・療育の現場でも、色んな視点が広がっていくと、もっと輝ける子どもたちがいるんじゃないかな、なんて考えています。
「食べてるから大丈夫」ではなく、何をどのように取り入れているかも大切です。
また言葉によるケアだけでなく、身体の仕組みや栄養の理解をプラスすることで、子どもたちの見え方がガラッと変わることもあります。
大人にとっても同じ
栄養・神経・ストレス・言葉・環境
全てがつながっていると考え、多面的な見方を持ち、より柔軟なケアにつなげていくことで、大人から子どもたちまで、生きやすさの鍵になると私は考えています。