お知らせ
心と体を調えるヒント(後編)
2025.04.19

お腹の個性
こんにちは木村です。
さ~てさて、前回は「HSPと環境」についてお話しました。
今回は、そこからもう一歩進んで、「体の中で起きていること」について。
ストレスを感じたとき、つい甘いものやしょっぱいもの、交互に食べすぎてしまう…。
その背景には…
これ…よくある反応ですが、その背景に脳が関係していることをご存じですか?
ジャンクフードやスイーツなどの糖質だけが悪者扱いされることが多いのですが、もっと俯瞰してみると心と体のつながりの理解が深まります。
脳には、快楽や満足を感じる仕組みがあり、これは生きるうえで必要な「ごほうびシステム」です。
みんなご褒美は大好き
美味しいものを食べたり、SNSで「いいね」が沢山ついたときや、推しのライブに行ったとき…
この「うれしい!」という快感は、すべて脳のご褒美システムが働いた結果です。
一番、手軽に誰でも手に入るご褒美が「おやつ」というだけ。
そしておやつを食べた快感を脳が覚えていまうので、また欲しくなりくり返してしまう負のスパイラルに。
体への影響
甘いもの、しょっぱいものに限らず、たくさん食べると、オーバーカロリーになります。それが続けば必ず体の中で炎症が起こります。
その結果…
・気分の落ち込み
・神経がピリピリする感じ
・わけもなくイライラする
・いつもどこか痛い
不定愁訴のデパートにもつながります。
様々な[なんとなく不調」につながることも少なくないんですね。
決めつけない
だからこそ、「最近、食欲が止まらないな…」って時は、心じゃなくて体が疲れてるのかも…
食べすぎやだるさを「気のせい」で終わらせないで、ちゃんとサインとして受け取ってあげると、ぐっとラクになりますよ。
まとめ
まだまだ、知られていないHSPという言葉ですが、たとえ繊細である自覚があっても全てがマイナスだ!なんて決めつけないでください。
でも、環境や栄養、心と体のつながりを知らないままだと、その繊細さが[生きづらさ」につながってしまうこともあります。
逆に言えば、「知るだけ」でグッとラクになることもある。
「それ、私にも当てはまるかも…」と思ったら、まずは「食べ方と休み方」を少しだけ見直してみてくださいね😊
不安を増やす癖
自分の症状とピッタリをネット検索しないでくださいね。ひとり一人違います。
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