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答えはひとつと限らない

2022.04.08

プライベート

答えは、ひとつじゃない。

こんにちは、wat51の木村です。
今日はある書籍を通して、「脳・身体・障害」についてひとつの大事な視点に出会いました。

それは、「決めつけないこと」

身体の中で起きていること、感情や感覚のズレ、脳の働き…。
それらを「正しいor間違ってる」というひとつのモノサシだけで測ってしまうと、見えるはずのものが見えなくなってしまいます。

できること・できないこと

字を書くのが苦手な子が何度チャレンジしてもミミズみたいな字で、うまく書けない。

大人の目線では、「社会に出たときに困るかも…」とつい心配になってしまいます。

そこで「もっと練習しよう!」の流れになりなると、「それなり」に書けるようになるかもしれません。

でも本人の意志とは違う練習が続くと、「自分はダメなんだ」という思いと、たくさんの失敗を体験することになります。

その記憶って、思った以上に残るんですよね。
トラウマは、忘れたふりをしても、意外と根強く心に残ってしまうもの。

視点を変えたら世界も変わる

だから、この子にとって書くって、どう感じてるんだろう?そんな風に、少しだけ立ち止まって相手の立場を想像してみると、見えてくる景色がガラッと変わることがあります。

脳も、身体も、感覚も、感情も。
やっぱり全部、つながってるんだなあと、改めて感じました。

できないことが悪いわけじゃない

できないには、ちゃんと理由がある。
そして、その子なりの「できる道」が、必ずある。

答えはいつも、ひとつじゃない。

気になることがあったら、いつでもお気軽にご相談くださいね。

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