お知らせ
学びと本質@過敏
2022.09.30

こんにちは、wat51の木村です。
先日は、9月の新潟CBSセミナーを開催しました。
今回のテーマは「学びと本質」、そして「過敏さ」について。
冒頭はちょっとユニークに、参加者のみなさんに子ども時代のニックネームを胸に貼ってもらうことからスタート!
- キリン
- けいらん
- まゆごん
- アベック
- ジョニ
- キム兄
なぜそのあだ名になったのか?そこに話題が集中…笑
でもこういう「楽しいきっかけ」って、学びにも記憶にも深く残るものです。
楽しいだけじゃ、身にならない
もちろん、集中して学ぶことも大切です。でも「楽しい」だけでは、本質には届きません。
私のセミナーは、楽しく学びながら、心と身体のつながりを実践的に理解していく場でもあります。
ただ知識を増やすだけでなく、目の前の人の“根っこの悩みにどう寄り添えるか?を大切にしています。
表面だけでは見えないことがある
資格やディプロマをいくら集めても、それだけで問題が解決するわけではないと感じています。
やっぱり大切なのは、本質を知ること。
そこから相手への理解が深まり、私たち自身の視野や視座も広がります。
私たちは急に成長したり、いきなり変われるものではありません。

いろんな経験や知識を、少しずつ自分の中に吸収して、階段を上っていくことを大切にしたいと思います。
時代は速さ、でも人は積み重ね
SNSやYouTubeでは「一瞬でできる〇〇系」が人気で、便利なHow toもたくさん発信されています。
確かに、時短や効率化は現代に必要な要素でもありますが、そればかりになると、本質的に考える力が育ちにくくなることも。
たとえば、子育て中のママが家事をしながら立ったままご飯を食べたり、小さなお子さんに動画を見せて静かにしてもらうなど、よくありますよね。
子どもの過敏さと発達
子どもは風邪をひきやすく、大人より免疫も体力も未熟です。
脳も、もちろん発達途中。
だからこそ子どもは、五感というアンテナをフルに使って、視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚から情報を集めて、成長していきます。
でも動画やYouTubeは、見える・聞こえるだけ。
触れないし、匂いも味もありません。
つまり、刺激の種類が極端に偏っているんです。
私自身、光に敏感です
雨の夜に運転すると、対向車のヘッドライトがまぶしくてつらい。
そんなふうに、私も「光ストレス」を感じやすい体質です。
医療機関で検査しても異常はないけれど、確かに過敏はある。
体質は変えられなくても、過敏さを和らげる方法はたくさんあります。
敏感=弱さじゃない
私の経験では、「生きにくさ」を感じている方は、五感が人より少し敏感なことが多いです。
でもそれは、弱さではなく受信感度が高いという個性。
だからこそ、少しでもストレスが少ない環境で、安心して過ごしてほしい。
そのためには、心と身体のつながりを本質的に理解すること、多様な視点から物事を見られること
それが、繊細な方々が社会の中で安心して自分らしく生きる土台になると信じています。
これからも、表面だけじゃない「心と身体のつながり」の本質を大切にしながら、ひとつずつ想いを伝えていけたらと思っています。
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