こんにちは木村です。
「代謝をあげる食品」「血流を上げる食品」ってたくさんあるし、よく耳にします。
ここでもう一つ、多くの方が気にする「カロリー:Kcal」と代謝について。
実は、カロリーと身体の代謝は全く違います。
カロリー数は、人体とは無関係な数値で、栄養やエネルギーは「PFC」で考えると良いと思います。
・三大栄養素
・Protein(たんぱく質)
・Fat(脂質)
・Carbohydrate(炭水化物)
3つの頭文字を取って…「PFC」
ケンタッキーは・・・・「KFC」
上島珈琲・・・・・・ 「UCC」
PFCha
PFCは、それぞれの栄養素が総エネルギーに対して、どれくらいの割合を占めるかを示した比率のこと。
私たちの体は「代謝」という重要な作用を絶えず行っています。
細胞を作り替え、消化や排泄、心拍や体温の維持などにエネルギーが使われます。
しかも、その消費量は置かれた状況によって変化するため摂取カロリーを減らすと、
自動的に体がエコモードに切り替わり、エネルギーの消費を調整して痩せない。
一概に「〇〇カロリー使った」などと本来は計算できるものではありません。
カロリーは、火をつけて燃やしてどれだけ水を温めるか、という数字。
「体内の代謝」である「消化・吸収」を無視するイケイケ理論。
体内の代謝酵素によるエネルギー産生とは無関係の数値です。
牛脂やMCTオイルなどの「純粋な脂質」は、カロリーとしては高い数値です。
しかし牛脂だけを食べても太りませんし、MCTオイルだけを食べても太りません。
身体に良いか悪いかは別として、何なら痩せます(笑)
だからカロリー計算に神経質になる必要はありません。というお話でした。