久しぶりのブログなので、濃いめに仕上げで。
 
 
なにせ私たちの協会は、「ミクロからマクロ」まで人の身体を診るという考えです。
 
 
ミクロ=細胞  マクロ=筋肉と骨
 
 
基礎医学の分野から細胞まで鬼のように叩き込まれる虎の穴で人を診る視点が変わってきます。
 
 
だから理解されずらいんですけどね(笑)
 
 
ちまたの免疫系ブログに比べると、今回は難しく感じるかも知れません。
 
 
本来、免疫も一回にまとめ切れる内容では無いので、かいつまんで。
 
 
免疫って大昔からの飢えや感染症など、人が命を繋げていく上で得た身体を守るシステム
 
 
免疫力を上げる方法として3つ考えました。
 
 
代謝、自律神経、腸内細菌
 
 
今回は、代謝をメインテーマとして酵素まで掘り下げます。
 
 
代謝は、食べた栄養を分解、吸収した栄養を身体に必要な物質に再合成することです。
 
 
代謝UPのフレーズとか、好きな人は多いんじゃないでしょうか(笑)
 
 
基礎代謝や新陳代謝、エネルギー代謝などありますが収拾がつかなくなるので今回は省略。
 
 
代謝(体内で栄養素を分解・合成)が円滑に進むには、酵素が恋人のように深く関わります。
 
 
 
 

 
 
 
 
体内でつくられるは酵素は、大きく分けて「消化酵素と代謝酵素」
 
 
病気で身体を修復する時は、代謝酵素が優先となり消化酵素の働きが弱くなります。
 
 
風邪の時に食欲がなくなるのは、自然な反応と言えますね。
 
 
ここで本題です。
 
 
酵素の働きをサポートして、分解・合成を円滑に進めるには「補酵素」といわれるビタミン・ミネラル類が必要。
 
 
ドライバーと車のような関係で補酵素が不足すると代謝が滞り、体内の機能を十分に発揮できない状態に。
 
 
 
 

 
 
 
 
そこで今回は、補酵素である亜鉛に注目
 
 
亜鉛は400くらいの酵素と結びつきがあり、ミネラルは200くらい。
 
 
たくさんの酵素と仲良くなるので、魚介類、海藻類を食べてください(笑)
 
 
 
 

 
 
 
 
実はこれって深い問題で、食生活の変化や環境ストレス(広い意味)は大きく関係していると思います。
 
 
昔に比べて魚介類、海藻類を食べる量って減少している背景もあると感じています。
 
 
代謝力が上がれば上がるほど、補酵素の必要量は上がるので補給量を増やす必要もでてきますね。
 
 
ちなみに他店では無いサービスとして、血液検査表があれば「どの補酵素が足りてないのか?」判断が可能ですので、気になる方はお気軽にご相談ください。

インフルエンザと風邪
 
 

 
 
今日は、よくある○○を使ってインフルエンザ・風邪対策を行いましょう的な内容は書きません。
 
 
ハード面に関しては、マスク・手洗い・うがいで充分であり、いっぺこど対策すれば良いってもんでもない(笑)
 
 
いわゆるソフト面の話です。
 
 
冬にインフルエンザや風邪が多いのは、乾燥が原因。
 
 
しかし、ウイルスが乾燥を好んでいるわけではなく、「粘膜」が乾燥するため免疫力が低下してウイルスが侵入しやすくなる。
 
 

 
 
季節や湿度を問わずに、粘膜がしっかりと濡れているのが正常であり、室外が乾燥しているからといって、必ず粘膜が乾くという順序にはならない。
 
 
身体の粘膜は「目・口・鼻・食道・気管・気管支・肺・胃・腸・肛門」などでも、免疫システムが作動しており、異物やウイルスの侵入すると、
 
 
炎症反応という名の戦いが起こり、鼻水、タン、発熱、化膿、口内炎etc…すべて炎症反応。
 
 
38℃程度の発熱で、速攻トンプクや座薬で熱を下げようとする方もいますが、それを繰り返すと次第に身体の抵抗力は弱くなっていきます。(経験済w)
 
 

 
 
発熱は、身体の正常な反応であり、水分をしっかりと摂取して熱を出し切ることが実は大切なんです。
 
 
TVでもSNSでも、なにかにつけて免疫を結びつけますが、炎症反応と抗炎症反応はバランスで成り立っており、何事もバランスとタイミング
 
 

 
 
現代人はオメガ6(サラダ油)を多く摂取し過ぎているので炎症が起こりやすい、もしくは常に身体のどこかに炎症が起きている。
 
 
そして水分不足の方が多すぎるし、身体に悪いうんめもんをちいっとばか食ったって本来は、解毒して排出できる機能があるわけです。
 
 

 
 
「解毒~循環~排出」のベースが低下してるにも関わらず、いきなり身体に良いモノを摂取しようとしても、効果は薄い。
 
 
このブログを読んでくだってる方には、情報弱者にはなってほしくないので、本質的なことを伝えてるつもりです。
 
 
先ずはお水を飲んでいただきたい。
 
 
広い意味で解毒(デトックス)の始まりは、「水」です。
 
 
風邪という足元の一点を見つめるのではなく、空から明かりを照らし、身体をまるごとみるから、隅々まで見える。
 
 
そして、その先に笑顔という健康がある…そんな風に考えてます。