こんにちは木村です。
先日、8月のセミナーを開催
メインテーマは「血糖値」
なぜ血糖値のお勉強なのか?不思議かもしれませんね。
筋肉と骨だけ調べて調整するのが整体なのでは?
思われがちですが、その筋肉や骨に栄養を送るのは内臓ですよね。
そして内臓と血糖値、オーバーカロリー(栄養)は関係が深い。
だから血糖値って不調との関わりが大きいんです。
血糖値と聞くと糖尿病くらいしかイメージがわかないかもしれません。
まず、血糖値が高くなると坐骨神経痛・シビレなど末梢神経の障害が起こりやすくなります。
免疫力が低下するので、仕方のない部分。
施術をしても回復が遅い、反応が鈍い、だからくり返す。
とはいえ、その逆パターンも問題になることがあります。
それが「低血糖」
人間は血糖値が低くなりすぎると活動できなくなります。
軽~中度の低血糖でも脈が速くなったり、頭痛、動悸や冷や汗、神経過敏・めまい・・・
自律神経系の問題?と心配になる人も多い
こんな状態が頻繫におこると、自然と心療内科に足が向くかもしれません。
しかしお薬を飲んでも一向に改善しないときは、低血糖も疑ってみる価値はあると思います。
低血糖ぎみで自律神経系の不調になる方って意外と多いですからね。
色々な視点で考えると、解決の糸口が見つけやすくなります。
ご相談者さまの「どうなりたいか」を一緒に考える。
幅広い知識があれば、お互いに選択肢が広がる。
こんがらがっている悩みを紐解くのが仕事。
遠回りなようで実は一番、近道なんてことたくさんあります。
低血糖の原因については、風呂敷が広がりすぎるので、別の機会に。
こんにちは木村です。
濃いめ2回目
今日のテーマは「更年期のホルモンバランスと栄養」
このブログを通じて食の大切さ、栄養の重要性、ホルモンバランスとのつながりを、
「知っている」から「分かる」という感覚になってもらえたら嬉しいです。
健康なんぞ興味がない方は、このまま閉じるボタンでヘブンズ・ドアへご案内
なぜ私たちは、栄養が必要なのか?
ホルモンバランスと栄養の関係、身体のつながりを少し。
更年期でイメージしやすい対処法といえば・・・
・「〇の母」シリーズは良いと聞いてから飲んでいる
・知り合いから勧められて漢方薬or病院
・評価の高い〇〇サプリを飲むんでいる
こういったケースも多いのかなと。
そこで今回は、もう少し知りたい、自分なりに対処したい、上手に付き合って過ごしたい
そういった方に「勘や何となく・薦め」ではなく生理学という面を加えて、少し掘り下げた情報をお伝えします。
生理学って実際に身体の中で起こっていることです。
私たちは、30代に入るとホルモンの分泌量が減少してきます。
そこで何らかの体調変化が現れるケースも少なくありません。
イライラしやすかったり、感情のコントロールが難しい、目まい、耳鳴り、自律神経系のお悩みetc
女性の更年期は、不調の数が多すぎてデパートなんて言われたりするようです。
そこで、キーワードの二大巨頭
「ホルモンバランスの乱れ」VS「自律神経の乱れ」
処方箋、漢方薬、第2類医薬品に頼るケースも多いかもしれません。
ただ長期にわたって薬だけに頼りたくない、セルフケア・食事など模索する方も一定数いらっしゃる。
そういった方にヒントになれば幸いです。
【ホルモンのアンバランス】
※説明のため正確な数値ではありません。
本来はホルモンが50対50から、何かの問題で60対40になってもうた。
ホルモン分泌には自律神経が関係するので、さあ大変・・・
自律神経が大騒ぎ→→具合悪いわ~ そんな流れ。
【ホルモンが作られるまで】
食事→コレステロール→ホルモンの順番です。
ジャンキーな食生活を送る人は、PMSなども多いですかね~
もし・・・食事の偏りが大きかったらホルモン正常に作られるのか?
個人差がありますが私的には、限りなく黒だと思います。
少し整理すると・・・
➀食事から肝臓でコレステロールが作られる。
➁コレステロールからホルモンが作られる。
➂自律神経によってホルモンが分泌される
➃身体に変化が起こる。
これが通常の生理学的な流れです。
肝臓は、間接的にホルモン作りを応援しているため、機能低下が現れはじめると
コレステロール生産、解毒、消化、ビタミン合成がうまく行かなくなります。
その結果、不調が出始めて自律神経やホルモンバランスが乱れているなど言われ、
年齢がプラスされると更年期障害とカテゴリー分類される。
それを薬だったり漢方やサプリなどで穴埋めしてバランスをとる。
ブースター的に足りないモノを補うことも大切です。
どうして足りなくなっているのか?そこも考える必要があります。
私たちの身体は年齢と共に全ての機能が低下していくのが自然の流れ。
年を取ると「脂っこいものがキツくなる」よく聞く言葉です。
食事による脂肪分の消化は、胆汁酸が必要です。
この胆汁酸は、肝臓でコレステロールを原料にできています。
だから肝臓が疲れるとホルモンの原料が減り、消化能力も落ちるという流れ。
回りくどいようで難しくて理解しにくいかもしれません。
しかし本来は巡り廻ってホルモンバランスも成り立っています。
更年期対策として短期間で強烈に楽になったり作用するものは、
肝臓へのシワ寄せが大きくなることもあります。
今日のまとめ。
・脂肪肝は肝機能が低下する
・嗜好品の過多は脂肪肝への近道
・ホルモンバランスは肝臓も関係している
・自律神経や卵巣にフォーカスし過ぎない
ぜひ、食(栄養)という本質的な部分にも目を向けるキッカケになると嬉しいです。
「艶やかに・光り輝く・脂肪肝」
女性に多し(字余り)