こんにちは木村です。
今日は「目まいと栄養の関係」
人により色々な見方や考え方が違いますので、私の経験からお伝えできればと。
まずは病気なのか?重大な病気を見つける意味で医療機関に行くことは大切です。
病気ではないと言ってもらえると、安心して心のにゆとりがもてます。
「目まい」をサポートさせていただく中で比較的に多いのが「フワフワする目まい」
耳鳴りや目まいは、なかなか改善しないケースだとお薬・漢方・鍼灸や整体など試される方が多いようです。
そういった場合は、意外と食事が盲点になることがあります。
語弊を恐れずに言えば、原因って意外なところに潜んでいるもの。
SNSの情報(これをやればOK的な…)は責任を取らない人が作っているので鵜吞みにしないのベスト。
「なぜ食なのか?」
実は・・・お腹って自律神経が一番たくさん集まっている場所でもあります。
だからストレスを感じるとお腹が痛くなるのは、脳とお腹が自律神経でつながっているからです。
腸が弱ると脳も弱る。結果として自律神経に影響が及ぶ。
腸が病原菌に感染して弱ると脳で不安感が増すといった研究報告もあるくらい。
私たちは食べたモノで出来ています。
だから、お相撲さんって病気が多くて短命ですよね。
そういった意味で食の乱れは、脳や自律神経系にも影響が大きく、最後に自律神経の乱れといわれる不定愁訴につながります。
結果として些細なことでイライラしたり、耳鳴りや音過敏など・・・
そういった場合は一人で悩まず、お気軽にご相談ください。
こんにちは木村です。
前回、エナジードリンクについて書きました。
そこではカフェインの過剰摂取は・・・そんな内容でした。
実は、もう一つエナジードリンクには注意する事が「砂糖の量」です。
有名なエナジードリンクであるレッドブル1本250mlに約7個分の角砂糖が入っています。
砂糖は、食品を保存したり料理の「さしすせそ」に例えられるくらい日常生活に浸透しており、本来は悪いモノではありません。
問題は、摂取する量なんですね。
中でも精製された砂糖を日常的にたくさん摂取すると、体内で血糖値が不安定になりやすくなります。
そうすると頻繫にイライラしたり、怠くて眠気が増してやる気が起こらないetc
血糖値をコントロールできないときに「糖尿病」をイメージするかもしれませんが、
実はその逆でインスリンが効きすぎて「低血糖」という状態になる人が意外と多いんです。
低血糖は、脳にエネルギーが行きわたらず 不安・不眠・怒り・パニックなどの、自律神経系の不調や神経過敏のスイッチとしても優秀。
低血糖発作を起こすと意識が遠のいたり、目まい、貧血や月経前症候(PMS)とも似たような症状も起こります。
イライラや精神的な疲れを取ろうとして、甘いモノをくり返して摂取していると様々な不調につながることがあるのでご注意くださいね。
心の不安定、うつ病のような症状は、血糖レベルの不調というケースの方もたくさんいます。
大量の糖質が血糖値の乱高下を招いて、体にさらなるストレスを与える・・・
疲労回復・ストレス解消のつもりが、逆効果となり健康の前借りにならないよう気をつけたいですね。
こんにちは木村です。
今日は、元気とエナジードリンクについて。
疲れている時・眠気覚まし、気持ちをリフレッシュさせる目的としても、飲まれることが多いようですね。
とりわけカフェインと砂糖がクローズアップされやすいかもしれません。
コーヒーでもカフェインが悪者扱いされやすいですが、実はエナジードリンク類とコーヒーでは比較になりません。
圧倒的にエナジードリンクのカフェインが多いんですね。
もちろん砂糖もですが、これは別の弊害あり。
一般にカフェインは、目が冴えるから、眠れなくなるから良くないという論点で終わります。
ということでカフェインを過剰摂取してしまった時に体内ではどのような反応が起こるのか?
中世ヨーロッパをイメージしながら補足説明をお読みください。
むか~し昔、アデノシンという青年(物質)がいました。
アデノシンは、恋人(受容体)と二人でいつも仲良く神経を鎮静させたり、血流量あげる重要な仕事をしていました。
そんなアデノシンにある日、突然に恋敵が表れます。
それがカフェインという青年で、エキゾチックな顔立ちの美男子です。
恋人(受容体)は、カフェインが男前なため、つい出来心で・・・
カフェイン・フォーリンラブ。
こに事実を知り怒ったアデノシンは、これでもか!くらいに脳神経を興奮させる暴挙に。。。
いかがでしょうか。
エナジードリンクも一時的であれば問題はないと思います。
ただ長期でカフェインを過剰に摂取した場合は、脳神経が過剰に刺激され・・・
めまい、心拍数の増加、興奮、不安、震え、下痢や吐き気、嘔吐、不眠などつながり易く
ほ~んと自律神経系の不調とよく似ていますね。
妊娠中に高濃度のカフェインを摂取した場合、胎児の発育を阻害(低体重)する可能性も報告されているように、マタニティの方はエナジードリンク類は控えたほうが無難です。
受ける恩恵と後々のリスクを天秤にかけると、長期にわたり飲むモノではないと私は考えています。
何事もいい塩梅で。
どんなモノでも良し悪しの二面があり、そこを理解して上手く使ってほしいと思います。
自律神経系のお悩み、お気軽にご相談ください。