前回は、自律神経と外部ストレスに対するアンテナの感度ということを書きました。
外部ストレスにが追いつかない時、自律神経系にエラーが起こり「ダルさ、やる気が出ない、眠くなる、頭痛」などの不調が現れると…
30年前に比べたら温暖化により気温や気候、湿度等も変化、食生活や環境ストレス(電磁波を出すスマホ、PC)働き方の変化によるストレス増加、そして電化製品も目覚しく進化していますが、わたし達の肉体は進化していません。
そう言った意味で現代って、自律神経系にエラーや内臓疲労が関わる不調が起こりやすい環境なんだと思います。
食事だって、いつでも・どこでも美味しいモノが食べれる時代です。
ファミレス、コンビニ弁当、カップ麺など美味しいモノ、好きな食べ物が体に良いとは限りません。
かと言ってゼロにする必要もないし、要はいい塩梅(あんばい)にしておく。
食べたモノが体を作ると言われるように、ジャンク食ばかりたべていれば内臓だって疲労する。
特にマ〇クのポテトとか塩加減が絶妙によい塩梅…(笑)
内臓が疲労すれば、筋肉に栄養を送れなくなる。
筋肉が栄養不足になれば、そりゃあ痛みだって起こる。
痛い部分だけクローズアップで見つめてしまうと、周りが見えなくなります。
この画像だと何だかわかりません。
俯瞰して離れて見ると、全体像がなんとなく見えてくる。
そして点と点をつなげると一つの形になる。
私は、いつもこんな感じで見ています…
だから患者さん、?マークがつく(笑)
筋肉だけ一点見つめると筋肉しか見えません。
人って骨を筋肉が支え、内臓が筋肉に栄養を送り、自律神経が消化・吸収させて生きています。
すべては、どこかでつながる。
木村です。
ギックリ腰は全身性の筋疲労がピーク達した時に起こる現象で、筋疲労させる原因は内臓にある、そして水飲んでくださいね、と書きました。
1年を通して、腰痛が良くなったり悪くなったりを繰り返してる方は意外と多く、僕も人ですから腰痛になる時もあります。
しかし、大事に至らず過ごしているのは、木村家・家訓である2つの心掛け。
先ずは水を飲む ※体重×0.3が目安で50キロなら1.5リットル
もう一つは、週1は自分自身を整える
不調を抱えるセラピストに良い施術は出来ません。
シンプルに考えて、体内のデトックス(解毒)は「小便=腎臓・大便=小腸大腸」がメインで行い、どちらも水分が関係する。
水分摂取が少ない場合、老廃物が適切に排出されない状況が体内におこるわけです。
便秘ぎみ人は、水分とビタミンC不足でストレス過多の人も多い傾向。
スポーツでも脱水症状になると、体調不良、筋肉の痙攣などで動けない。脱水なのにコーヒーやお茶を飲む人はいないはず。
同じことでいえ、軽い脱水症状がおこるとイオンバランスが崩れ、神経伝達や筋肉の運動に支障が出る
そのイオンバランス維持に働いているのが腎臓
その腎臓と恋人関係の筋肉は、体内で最大のインナーマッスルである大腰筋と繋がり、もはや、赤い糸で結ばれているといっても過言ではありません。
デトックス、ギックリ腰の予防という点においても、何となくご理解いただけると幸い。
冬に浮腫みやすいのも、寒いから、トイレ面倒、のどが渇かない等の理由で、必然的に水分摂取を控える方が多い。笑
逆に考えれば水分不足で、腎臓が体内の水分を排出しないように、調整しているとも考えれるわけです。
人の身体は、70%が水分といわれるくらい大切な存在で、災害を起こると生命維持に必要なモノって「水」が真っ先に思い浮かびます。
身体に良いとされる、オーガニックなモノを食べることも有効かもしれませんが、何を飲食しても排出できる身体の土台作りが大切。