よく腰痛のご相談メッセージをいただます。
どうして腰痛を起こしているのか、原因がわからなければ改善できません。
体を動かすことさえ辛いという場合には、痛みで通常の検査ができる状態ではない。
カウンセリングと出来る範囲での検査が中心になる。
この作業の中でどれだけ「腰痛の原因」を絞り込めるかもポイントです。
ほとんどの場合、単純に腰の筋肉(1こ)だけが原因なんてことはなく、複数の筋肉が痛みを誘発する。
人の体で、1つの筋肉が単独で動くことはありません。
姿勢が悪いからでしょうか?という質問もよくありますが、姿勢が悪いから腰痛になるのではなく、姿勢が悪くなる原因がある。
腰が曲がった、お年寄りは全員が腰痛ではないはずです。
年中、お腹痛いって人が姿勢良く生活できません。
腰痛でも同じ事が言えるのではないでしょうか。
人間をパズルに例えると、脳があり、神経、内臓そして血管、リンパ、骨、筋肉、皮膚、ホルモン、感情、環境…
おおよそ10ピース
この10ピースはどこかで影響しあい、作用しながら生きており、どれか1ピース欠けても笑顔で健康に繋がらない。
どれか1つやれば何とかなる、なんて事はなく姿勢だけが重要ではない。
全部やるから何とかなる。
木村です。
ギックリ腰は全身性の筋疲労がピーク達した時に起こる現象で、筋疲労させる原因は内臓にある、そして水飲んでくださいね、と書きました。
1年を通して、腰痛が良くなったり悪くなったりを繰り返してる方は意外と多く、僕も人ですから腰痛になる時もあります。
しかし、大事に至らず過ごしているのは、木村家・家訓である2つの心掛け。
先ずは水を飲む ※体重×0.3が目安で50キロなら1.5リットル
もう一つは、週1は自分自身を整える
不調を抱えるセラピストに良い施術は出来ません。
シンプルに考えて、体内のデトックス(解毒)は「小便=腎臓・大便=小腸大腸」がメインで行い、どちらも水分が関係する。
水分摂取が少ない場合、老廃物が適切に排出されない状況が体内におこるわけです。
便秘ぎみ人は、水分とビタミンC不足でストレス過多の人も多い傾向。
スポーツでも脱水症状になると、体調不良、筋肉の痙攣などで動けない。脱水なのにコーヒーやお茶を飲む人はいないはず。
同じことでいえ、軽い脱水症状がおこるとイオンバランスが崩れ、神経伝達や筋肉の運動に支障が出る
そのイオンバランス維持に働いているのが腎臓
その腎臓と恋人関係の筋肉は、体内で最大のインナーマッスルである大腰筋と繋がり、もはや、赤い糸で結ばれているといっても過言ではありません。
デトックス、ギックリ腰の予防という点においても、何となくご理解いただけると幸い。
冬に浮腫みやすいのも、寒いから、トイレ面倒、のどが渇かない等の理由で、必然的に水分摂取を控える方が多い。笑
逆に考えれば水分不足で、腎臓が体内の水分を排出しないように、調整しているとも考えれるわけです。
人の身体は、70%が水分といわれるくらい大切な存在で、災害を起こると生命維持に必要なモノって「水」が真っ先に思い浮かびます。
身体に良いとされる、オーガニックなモノを食べることも有効かもしれませんが、何を飲食しても排出できる身体の土台作りが大切。