なぜ、涙が流れるのか。
涙の意味、考えたことはありますか・・・
その涙は、3種類にわける事ができます。
1、目の保護や酸素供給するために分泌される涙
2、煙やゴミが目に入ったとき、玉ねぎを切った時に出る刺激性の涙
3、情動の起伏により出る感情性の涙
では、3タイプとも味は、同じなんだろうか・・・
人は外界から何らかメッセージを受けとったとき、脳で「好き・嫌い」「快・不快」といった感情に基づき自律神経を通じて体が反応します。
※私は、自律神経とかそんな小さな括りではなく、いかに脳に認知させるかを一番大切にしています。
涙は、交感神経と深く関係しており、感情により交感神経が優位になると涙腺が刺激され、涙が流れる。
悔しさや怒りの感情で流れる涙は、ナトリウムを多く含んでおり、塩分が多いのでしょっぱく感じる。
一方、悲しいときの涙やうれし涙は、水っぽく甘い感じがします。
感情により涙が流れると、「ノルアドレナリン、アドレナリン」といったストレスホルモンも涙と一緒に体外に実は流れ出ている。
感情がたかぶり流れる涙には、ストレスの原因となる物質を排出する大切な役割がある。
悲しい時、悔しい時に思いっきり泣くことは理にかなっていると言えます。
目にゴミが入り涙が出てもストレス物質は流れません。。。
涙は、ストレス物質を排出し、苦痛を緩和する優れたシステムを私たちは、持ってるわけです。
そのストレス物質であるアドレナリンは、ストレス反応の中心的役割を果たしています。
年中無休で激ストレスを感じれば、溢れんばかりにアドレナリンが放出されるでしょうね。
必ず不調になるけど・・・
実際にアドレナリンは、身体にとって猛毒であり、いくらストレス反応で必要なホルモンでも過ぎたるは及ばざるが如し。
悲しい、苦しい、怒りなど様々な感情の起伏がある時は、泣くことで感情と共にアドレナリンまで流しましょう。
クライアントの施術中にいきなり涙が出ることもありますが、あれは感情解放しているだけでありOK牧場。
ストレス耐性って個人差がありますが、そもそもなぜ個人差ができるか不思議ですよね。
実は、自分が耐えれる容量って幼少期で決まるようです。
そのへんは別の機会に。