様々な盲点を探す
こんにちは新潟CBS整体です。
今日は、「盲点」について考えてみました。
いや~、それは盲点だったなぁ~
うっかりして気づかず見落としている、という意味で広く使われています。
盲点という言葉の元になっているのは目(視覚)に関する医学用語なんですね~知りませんでした。。。
ちなみに上記の画像を近くで、よく目をこらして見ても何の図なのか?理解出来ません。
しかし、俯瞰して見てみると・・・
全体像が見えると理解できる。
私たちの業界でも、痛い部分にフォーカスして一点を見つめると改善しないパターンが多いと感じています。
腰痛なら腰の筋肉や骨盤を中心に施術、そこを狙い撃ち…
といった短絡的な考え方で施術すると痛い目にあいます。(過去に経験あり)
人間は、頭のてっぺんから足の先までつながっていますから広い視野でみないとあかんのですね。
色んな所に行ったけど、良くならない場合、回復するための「カギとなる何か」が抜けていてるんだと思います。
専門になり過ぎるとその一点だけ、抜きん出て素晴らしいが、だからこその弱点もある。
以前に顔面片麻痺になった方のご相談を受けたことがあります。
やれる事は全てやったと医療機関からは伝えられたが、麻痺がたくさん残った状態。
食事のたびに口からご飯ががこぼれるって、いくら私でも嫌になっちゃいます。
ここで「顔面麻痺」というラベリングに固執して医療機関でだめなら、、、もう、、、諦める方も多いのではないでしょうか。
私たちは代替医療といわれるカテゴリーに分類されており、病気は治せませんが、諦めずにどうしたら回復するのか様々な角度で考えることはできる。
信頼して真面目に通い続けてくださり、現在は誰も気づかないレベルまで回復しましたが、さすがに少し時間がかかりました。
このようなケースもきっと世の中では、少なくありません。
人間って色んな捉え方や回復方法があって良いと思っています。
しかし自分の理解できる範疇で何とかしてほしい場合は、話が変わります。
例えば辛い腰痛があり、整○○科で電器を流してシップ、痛み止めにこだわって通って、改善しない方をたくさん見てきました。
考え方の問題で、医療が悪いわけではないと思います。
何でもかんでもレントゲン・MRIで写るわけではありません。
ストレスが原因で腰痛になった人にMRIでストレスは映らないと思います。
ここが盲点になる。
どのジャンルにおいても得意分野の方法だけで何とかしようすることが多い。
くり返し施術や治療を受けるが、、、変化がない、、、ここが盲点になり、本質的な原因が見えない。
見ないようにしている場合も多いと思いますけど。
栄養という面においても、心身、そして繊細さん、発達凸凹と栄養のつながりがもっと認知されると、改善する方がきっと増える。
自分のフィールドが一歩踏み出して学び、自身の引き出しを増やすことで心身のつながり(リンク)をより深く理解できると考えています。
この領域には、生化学、栄養学、薬学、マクロビオティック、フィット・フォー・ライフ、自然医食…等の色々な考え方があります。
食物は、直接的に血に変わり、さらに体の細胞に変わって行きます。
昔の中国では、最も位の高い医者は「食医」だったそうです。
時代の流れの中で、いかに「食」の重要性が無視されて来たかが、わかります。
私も食事は、嗜好品でもあり、楽しむものと考えています。
しかし何を食べても良い、と言うことではございません。
私自身は、なるべく人工的な食物ではなく、自然な食物(一般的に使われている意味で)を食べることも大切にしています。
目に見えない部分こそ本質があり、影響が大きいと私は考えます。
ラベリングに固執せず、自分らしい健康と笑顔で過ごしたい方は、お気軽にご相談ください。
できること、まだあります。