不調と感受性の関係
こんにちは 木村です。
早いもので2023年も残りわずか。
風邪をひかないよう締めくくりたいと思います。(笑)
先日、少し変わった症状のご相談がありました。
腰痛なのか?坐骨神経痛?背中?どこが悪いのかわからない。
「日によって痛む場所が変わる」
医療機関でレントゲンなど一通り検査でも骨や椎間板もキレイで「異常なし」
細心の注意をはらって負担をかけないような動きにしても、次の日には予想外の別の部分が痛くなる。
以前マッサージにも行き、唸るほどの激痛に堪えたにもかかわらず、2日で元通りに。
というご相談者さまでした。
結果としては1回目を終えてとくに問題なく、笑顔でお帰りいただきました。
私の経験では、ほんの少し触っただけで激痛に感じる人の大半は、感受性の強い方です。
不調が長引くほど脳の誤作動が広がり、わずかな刺激でも反応する状態になります。
痛いとか、不調だよ~という状況が長く続くと、脳や脊髄など中枢神経系に変化がおこり「刺激」に対して敏感になる。
この変化を「中枢神経系の感作」と呼び、さまざまな治療によっても緩和されにくい「慢性不調」の原因の一つといわれています。
これは痛いなどの感覚だけでなく、音や光、匂いなど五感や自律神経系でも同じことが起こます。
結果としてHSPや繊細、神経過敏といわれるような状態になってしまうケースも沢山あると思います。
理解されずに苦しんでいる方々が、もっと自分らしい健康と笑顔で過ごせるよう、
伴走者として歩んでまいります。