元気とやる気 エナジードリンク
こんにちは木村です。
今日は、元気とエナジードリンクについて。
疲れている時・眠気覚まし、気持ちをリフレッシュさせる目的としても、飲まれることが多いようですね。
とりわけカフェインと砂糖がクローズアップされやすいかもしれません。
コーヒーでもカフェインが悪者扱いされやすいですが、実はエナジードリンク類とコーヒーでは比較になりません。
圧倒的にエナジードリンクのカフェインが多いんですね。
もちろん砂糖もですが、これは別の弊害あり。
一般にカフェインは、目が冴えるから、眠れなくなるから良くないという論点で終わります。
ということでカフェインを過剰摂取してしまった時に体内ではどのような反応が起こるのか?
中世ヨーロッパをイメージしながら補足説明をお読みください。
むか~し昔、アデノシンという青年(物質)がいました。
アデノシンは、恋人(受容体)と二人でいつも仲良く神経を鎮静させたり、血流量あげる重要な仕事をしていました。
そんなアデノシンにある日、突然に恋敵が表れます。
それがカフェインという青年で、エキゾチックな顔立ちの美男子です。
恋人(受容体)は、カフェインが男前なため、つい出来心で・・・
カフェイン・フォーリンラブ。
こに事実を知り怒ったアデノシンは、これでもか!くらいに脳神経を興奮させる暴挙に。。。
いかがでしょうか。
エナジードリンクも一時的であれば問題はないと思います。
ただ長期でカフェインを過剰に摂取した場合は、脳神経が過剰に刺激され・・・
めまい、心拍数の増加、興奮、不安、震え、下痢や吐き気、嘔吐、不眠などつながり易く
ほ~んと自律神経系の不調とよく似ていますね。
妊娠中に高濃度のカフェインを摂取した場合、胎児の発育を阻害(低体重)する可能性も報告されているように、マタニティの方はエナジードリンク類は控えたほうが無難です。
受ける恩恵と後々のリスクを天秤にかけると、長期にわたり飲むモノではないと私は考えています。
何事もいい塩梅で。
どんなモノでも良し悪しの二面があり、そこを理解して上手く使ってほしいと思います。
自律神経系のお悩み、お気軽にご相談ください。