子どもの世界観
こんにちは木村です。
院内にた新しいアートが増えました。
幼い画伯が初めて来院してくれた時に描いてくれた絵。
画伯が帰るときに、次に来るときは「飾る場所を一緒に決めよう」と約束。
2回目のご来院でその約束を守り、飾らせてもらいました。
自由な想像力や色使いなど、大人である私たちが忘れてしまった感性があります。
子どもって大人と違い、変な常識や偏りが少ないので発想が豊か。
自由な観点で物事をとらえるので、大人が考えつかないようなことができる。
そして点と点を結ぶことが、とっても上手でうらやましい。
一般的には、【右脳は感性・左脳は思考】
そういった捉え方もあります。
右脳がつかさどるのは、ひらめきやイメージ、芸術性、創造性などの感性が強み。
そして直感的にものごとを受け入れるのが得意だと言われています。
ただ物事には、表裏ともいえる「プラスとマイナス」がセットになるもの。
感性が強ければ、良くも悪くも色々な刺激をキャッチしやすいので、HSPや繊細さんはなおさらですね。
そのアンテナが五感であり、すべて脳につながります。
特に子どもの場合、感性は自分でコントロールが難しいため、学校から帰るとバッテリー切れのように動けなくなる子も多いんですね。
「体力がないから」「やる気がない」と決めつけは偏った見方になります。
大人になると考え方の偏りや自我、プライドが大きくなって視野が狭くなりやすいのは、実は脳の仕組みが関係しています。
言い換えれば脳の癖とも言えるでしょうね。
私たち人間の脳は、自分にとって都合のよい情報(心地よい情報)を集める習性があります。
心地よいを追求すると面倒くさいを避ける行動につながります。
もともと人間は面倒くさいを避ける生き物です。
考え方や性格の土台って、遺伝から引き継いだ気質、生まもった資質、まわりの環境、
成長過程でいろんな経験と「これが良い・悪い」という意見を聞きながら身についていきます。
だから性格って実は自分で決められないんですね。
大人でも繊細で生きずらさを感じたり、人は違う感性に戸惑っている方もたくさんいると思います。
自分で性格悪いな~なんて思っている人もいるかもしれません。
でもそれは自分のせいではありません。そしてみんな同じじゃなくて良いんです。
どうやったら自分らしい笑顔と健康で過ごせるかが大切。
今回は子どもが少しでも楽に過ごせるようにと、ご縁をいただきサポートが始まりました。
次は友だちになることを目指して頑張ります。