ヤクルト1000@強者が現れる

Y1000 (ヤクルト1000)
 
 
世間ではヤクルト1000の話題でもちきりで、コンビニでも売り切れになるらしいです。
 
日経トレンディによると、なんとヤクルト1000は、現在1日120万本も売り上げているそう。。。
 
売上が前年より497%アップ…凄い。
 
このブームを機に久しぶりにヤクルトを飲んだという人も多いのではないでしょうか?
 
想像以上に甘くてビックリしたというお話も聞きました。
 
そこで今回は、ヤクルト1000の成分にフォーカスしてみようと思います。
 
公式サイトには・・・乳酸菌シロタ株という優秀な乳酸菌が1000億個入っている
 
※乳酸菌シロタ株:乳酸菌の中でもよく働く優秀な菌らしいです。
 
《継続して飲むことで睡眠の質向上、ストレスを和らげる、腸内環境の改善の効果がある》という理由でヒットしているようです。
 
 
 
しかし何事も2面性があると常々思うのは、職業柄でしょうか。
 
やはり糖類の多さも気になるところ・・・
 
 

 
 
砂糖(国内製造)、脱脂粉乳、ぶどう糖果糖液糖、高果糖液糖/安定剤(大豆多糖類)、香料
 
※ぶどう糖果糖液糖、高果糖液糖はクセ者です。
 
ヤクルト1000の糖質は炭水化物と表記されています。
 
 

 
 
100㎖あたり14.1g
 
数字だけ聞くといまいちピンときませんね。
 
そこで甘い飲み物代表ともいえる東の横綱コカ・コーラに挑む。
 
 
 
その結果が…
 
・コカ・コーラ  :100㎖あたり11.3g(ステックシュガー3.7本分)
・ヤクルト1000  :100㎖あたり14.1g(ステックシュガー4.7本分)
・Y1000   :100㎖あたり15.7g(ステックシュガー5.7本分)
 
※ステックシュガー1本3g  
 
 
ヤクルト軍団が圧勝です。
 
 
特に店頭販売モデルの「Y1000」は、1本飲むだけでステックシュガー5.7本分を秒殺で補給できるほどの最強の刺客
 
飲料界に大横綱の白鵬あらわる。笑
 
「ヤクルトはジュースよりも身体に良さそうだし気にせず飲んでも大丈夫」と考えている人はご注意くださいませ。
 
 
ヤクルト1000は想像以上に糖質が高いということが分かりました。
 
では糖質を摂りすぎると体内では、どんな生理学的な反応が起こるのか?
 
 
 
シンプルにお伝えすると・・・・・・・・・
 
 
 
太ります。
 
 
 
もう少し詳しくお伝えすると・・・・・・・・・
 
 
 
代謝が落ちます。
 
 
 
さらに深掘りしていくと・・・・・・・・・・・
 
 
 
糖質の過剰摂取は腸内環境が悪化します。
 
 
 
なぜ悪化するんでしょうか?
 
それは、カンジダ菌が増えすぎるんですね。
 
もちろんカンジダ菌は、健康な人の腸にも存在する常在菌の一つですが糖が大好物。
 
腸内環境が崩れてカンジダ菌が過剰に増えると、「アセトアルデヒド」を作り出します。
 
二日酔いの原因ともいわれ、頭痛や慢性的な疲労や抑うつ、パニックなどの様々な症状の原因となります。
 
ヤクルト1000だけが悪いわけではなく、食事やおやつをなど様々なモノから現代人は、糖質を取り過ぎている人が多いんじゃなのかと、思ったり。
 
乳酸菌シロタ株は優秀かもしれませんが、炭水化物(糖質)の量がコカ・コーラより多いって・・・
 
 
ヤクルトの謳い文句である、「継続して飲むことで睡眠の質が向上」を木村流で考察してみます。
 
①ヤクルト1000飲む→血糖値が急上昇
②血糖値を下げるためインスリン分泌
③急激に血糖値が下がるため睡魔が襲う
④パタンと寝れる
 
満腹の後と同じ原理です。
 
※ヤクルトが嫌いなわけではありません。
 
TVやSNS、メディアに惑わされることなく、本質的な内容を今後もお伝えできればと思います。