お知らせ
側弯ありの坐骨神経痛|回復のヒント
2025.12.13
こんにちは、wat51木村です^^
坐骨神経痛で困っている方にも、ケアする側(初心者セラピスト・エステの方)にも。
「腰を攻めないほうが良い」時があるので、その見分け方と順番を今日は、共有します。
腰だけを攻めると、遠回りに!?

先にデメリットから。
「痛い場所=原因」と決め打ちして腰だけに集中すると、泥沼化することがあります。
①ゴリゴリ強圧で、あとから悪化した経験がある
②電気・湿布・薬などそれだけでは景色が変わりにくい(合う人もいます)
③触られるほど痛みが増す/怖さが強い
このループに入ると、体は「回復」より先に守る(警戒)を優先し始めます。
結果、回復への道筋が見えづらくなります。
坐骨神経痛の落とし穴|過敏モードが混ざることがある

坐骨神経痛っぽい痛みは、腰が原因に見えやすいです。
でも実際には、腰や椎間板だけの問題ではなく、神経の敏感さで痛みが増幅しているケースもたくさんあります。
目安はこのあたり。
①腰だけじゃなく、腕・背中・お腹・お尻・脚…触ると全て痛い
②くすぐったい/違和感が強い/ビクッとなる
③前屈・後屈・ひねり、どの動きも痛い(逃げ場がない感じ)
痛みが強いほど意識がそこに固定され、体はさらに警戒して、ますます痛みを感じやすくなる。
これが慢性化の落とし穴です。
重心が崩れると、脳は警戒しやすくなる

体のバランスは筋力だけで決まりません。
ざっくり言うと、目・耳(前庭)・足裏からの情報を脳がまとめ直して、転ばないように調整しています。
ストレスや痛みが続くと、この統合が乱れて体は「危険寄り」に傾きやすい。
その結果、緊張が抜けにくくなり、痛みも出やすくなります。
(HSP気質のある方は、刺激を拾いやすいぶん強く出ることもあります)
ケース|側弯あり/坐骨神経痛/「回復に1年」と言われた20代女性

ご紹介で初めて来院された方です。
・以前から坐骨神経痛っぽい痛み
・回復と悪化を繰り返しながら生活
・整骨院で「回復には1年は通って」と言われ、気持ちが折れかけていた…
過去に強い施術で悪化し、「触られるのが怖い」状態になっていた。
こういう時に大事なのは、正論より先に信頼づくりです。
やることはシンプルで、順番はこの3つ。
①まず状態を把握する(何で悪化する? 触圧? 動作?)
②次に過敏性を下げる(防御反射が出ない刺激量に落とす)
③最後に「痛くない」を一緒に確認する(動きの変化を共有する)
でも③は、確認しない人も多い。
痛いって言われたらどうしよ…
焦るので怖いんですよね(笑)
最初は、みんな同じですよ^^
事故りにくい触れ方

解剖生理が苦手だったら、反動を出さない設計も大切ですね。
安心をあたえる触れ方
①雑に触れない(意外と多い)
②最初は間をつくる(3秒)
③相手が息を吐くタイミングに合わせる
④圧を下げて範囲を広げる
でもテクニックより先に解剖生理。
ここが入ると「何をしないか」が決められて、結果が安定します。
終わりに|テクニック、技より先に基礎がおすすめな理由

解剖生理が腹落ちすると、いちばん大きい変化が起きます。
それは「何をするか」より先に、何をしないかが選べるようになること。
硬くなっている筋肉だけを頼りに施術していると、どうしても視野が狭くなり、またテクニックに頼りやすい。
心も疲れ、焦り、先の見えない不安にかられて、軸がぶれる。
これ…わりと沼ですね。
私たちの人生という時計は限られています。
だから遠回りする技術より、近道になる基礎を選びたい。
学びが深まるほど、サポートできる幅は広がるし、そして何より施術が作業じゃなくなって、楽しくなりますよ^^
人気の記事
お腹が語る|血圧と体の緊張の話
2026.01.10
フェイクニュースと詐欺|体の視点は似ている
2026.01.06
vol.2:フィルターを外す4つの視点(心・体・食・環境のつながり)
2025.12.19
冬は代謝がダウンする|やさしいセルフケア
2025.12.05