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俺の梅仕事

2024.06.28

プライベート
俺の梅仕事

ばあちゃんとザルと、しょっぱい奇跡

こんにちは、wat51 木村です。
今回は、ちょっとしみじみする「俺の梅仕事」について語らせてください。

はじまりは突然に。

ある日、お客様から青々とした梅をどっさりいただきました。
まさに6月、梅しごとの季節。

その場では「うわ〜うれしいです!」なんて言いつつ、心の中では…

「これ、どうすんだ?」
「梅酒?梅シロップ?それとも、あの伝説の梅干しか…?」

浮かんでは消える梅のビジョン。
悩んだ末、男は腹をくくりました。

よし、梅干しを作ろう。
俺の塩気と、しょっぱさと、ばあちゃん魂を込めて。

梅干し作り、予想外にドラマチック

さっそく漬け方を調べ、塩と梅をゴリゴリ揉みこむ…
これがまた無心で気持ちいい。

重しをのせ、じわじわと梅酢が上がってきたときの達成感といったらもう…
思わず「発酵ってスゲェな」とつぶやくほど。

ただ・・・・・・・問題が発生。

「干すためのザルが、ない。」

物置小屋にあった、時を超えたザル

ザル…ザル…ザル……
ないなら、探すしかない。

ということで、久しぶりに物置小屋へ。

ホコリと思い出の積もったガラクタの山をかき分けていたら、
ありました…

ばあちゃんが昔、よく使っていたザル。

少し変形してような、ところどころヒビが入っているけど、なぜかその姿がやけに頼もしく見えて、即採用!

「ばあちゃん、ちょっと借りるわ。」

心の中で拝むおれ48歳。

太陽の下で、梅が語りかけてくる

干し始めると、梅が日差しを浴びて少しずつ変わっていく。

シワが寄って、香りが立って、塩が馴染んで、まるで「ありがとう」と言っているような、そんな気がするから不思議です。

そして気づいたんです。

「このザル、たぶん昔ばあちゃんが梅干し干してたザルじゃん…!」

まさかの梅干し継承システム発動。

ついに、俺の梅干しのしこみが終了。

そして数日後、見事に梅干しの仕込みが終了!

シワシワだけど、どこかツヤっとしてる。
物は試しにと、一粒口に入れた瞬間…なんだかあたたかい、懐かしい味のイメージでしたが…


しょっっっっぺ


塩だけじゃない、手間と記憶とばあちゃんの何かが染みてるような。(笑)

梅しごとは、ちょっと人生に似ている

手間がかかる。時間がかかる。
うまくいくかもわからない。
でも、やってよかったって、最後に思える。

俺の梅仕事、無事完了。
そしてばあちゃんのザルは、また来年も使わせてもらいます。

ということで、思いがけずノスタルジーと手しごとの魅力にどっぷり浸かった6月でした。
次はソーセージか?(笑)

読んでくださって、ありがとうございました^^

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