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便利さと体の話|回復は早送りできない
2026.01.07
こんにちは、wat51の木村です。
車を運転しながら、ふと考えていたことがありました。
最近は、本当に便利なものが増えましたね。
冷凍のごはんも、電子レンジに入れれば、数分でそれなりに美味しく食べられる。

スマートフォンだけで、調べる、連絡する、支払う、移動する。
だいたいのことは、すぐに答えが出ます。
とても助かる時代だなと思います。
体だけは、同じスピードでは進まない
では、体はどうでしょうか。
体の回復を「早くする方法」は探せても、「一気に進める方法」は、あまりありません。

たとえば痛み止め。
飲めば楽になることはあります。
でもそれは、回復が早まったというより、痛みを感じないように「ブレーキ」をかけている状態です。
治ることと、感じなくなること。
この二つは、似ているようで少し違います。
調べすぎるほど、動けなくなることがある
感受性の高めの方と話していると、こんな言葉をよく聞きます。

「調べれば調べるほど、何が正しいのか分からなくなってしまって…」
真面目で、ちゃんと考えようとしている証拠だと思います。
でも、情報が増えすぎると、頭の中で話が終わってしまって、体はその場に止まったままになることもあります。
「もう少し調べてから」
「納得してから動こう」
そう思っているうちに、気づいたら時間だけが過ぎていた、ということも少なくありません。
回復は、途中を飛ばせない

手術のあとを想像すると、分かりやすいかもしれませんね。
お腹を切って、「3日で元通り」ということは、まずありません。
少しずつ、日を重ねて戻っていきます。
腰でも、肩でも、疲れでも、体の不調はだいたい同じです。
途中を飛ばして、結果だけ受け取ることはできません。
遠回りに見えても、そこを通るしかないことが多い。
「完璧に分かってから」じゃなくていい
正直に言うと、私自身も同じような時期がありました。
体のことを学べば学ぶほど、選択肢が増えていきます。
筋肉、骨格、神経、内臓、栄養。
専門知識が増えるほど、
「どこまで踏み込めばいいのか」分からなくなり、動けないときがありました。
「もう少し分かってからにしよう」
そう思って、結局、何も変えないまま
時間だけが過ぎていった過去もあります。
振り返ると、あのとき止まっていたのは、知識が足りなかったからではなく、
いつもと違う行動を取るのが怖かった。
知識はいらないと言われることに、反発したくなる気持ちもありました。
大きな決断でもない。
正解なんて分からない。
それでも人生は、小さな選択と決断の連続です。

私は止まり続けるより、少しでも前に進みたい。
だから視点を変えたり、ずっと同じ選択をしないようにしています。
その結果、道が変わっていくことがあります。
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