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東洋医学と西洋医学、2つの視点でみる「体内時計」

2025.09.01

体のこと
東洋医学と西洋医学、2つの視点でみる「体内時計」

正解を増やすための視点の話

朝はぼんやり、夜はなぜか元気。
食事の時間がズレると体が重い…。

それ、年齢のせいだけじゃなく体内時計が狂っているサインかもしれませんね。

西洋医学は「脳とホルモンのリズム」

東洋医学は「臓器時計」を大切にしてきました。


どちらかが正解で、もう一方が間違いではなく、視点が増えるほど引き出しは増える。と考えるwat51 木村です。

今日は2つのレンズで、あなたの一日をやさしく見直してみましょう。

西洋医学の視点:体内時計は、脳とホルモンのリズム

体内時計の時刻合わせ係はズバリ脳です。
ここが食事タイミング運動などの合図で全身の代謝ふくめたリズムを同調させる。

回復が進みやすい時間帯の例

夜間(とくに23時〜翌2時)
深い睡眠が出やすく、成長ホルモンの分泌が高まる時間で修復・回復のゴールデンタイム

早朝の光(起床後1時間以内)
光を浴びることがスイッチになり体内時計をリセットさせる。
そこから交感神経がゆるやかに立ち上がり、日中の集中力が整います。

食事でもリズムを微調整
毎日ほぼ同じ時間に食べることで体内時計の微調整に一役買っている。

ポイント
西洋医学は「同じ時間に、同じ合図」を積み重ねて体内時計をそろえる考え方。

東洋医学の視点は、臓器時計でめぐる一日

東洋医学では、臓腑「2時間ごと」に移動すると考えます。

代表的な目安はこんな感じ。

肝臓の時間:1~3時
(解毒・代謝のイメージ)

の時間:3~5時
(深い呼吸で朝の巡りを整える)

大腸の時間:5~7時
(排泄のリズムづくり)

胃の時間7~9時
(朝食をエネルギーに変える)

脾の時間9~11時
(エネルギーを全身へ巡らせる)

東洋医学は「めぐる流れに合わせて暮らしを整える」考え方。たとえば7時に朝ごはんを食べることで消化の働きが活発になり、脾の時間ではエネルギーを巡らせるというような流れに。

二者択一ではなく、補完関係で考えてみる

どちらが本質で、どちらが正解でもありません。

西洋医学の客観データ(睡眠・光・食事時間)は日々の実践に落とし込みやすい。

東洋医学の体感に寄り添う考え(冷え・巡り・気持ち)は自己観察の精度を上げる。
人によって悩み・症状が違うわけで、全員同じではありません。

だから、この二つを組み合わせると、調整の選択肢が一気に増える

内臓や筋骨格系ばかりを追いかけて全てのお悩みが解決するわけではないので、それが現場で感じるいちばんのメリットです。

中途覚醒を2つの視点でみてみる

深夜2時ごろの中途覚醒が続くAさんを例に。

①西洋の視点
ストレス過多、疲労困憊、自律神経のアンバランスが起きている。

②東洋の視点
深夜2時は肝の時間。なにか怒るようなこと、敵意、不幸など限界を超えて処理できない感情の問題など。

この2つの視点を見比べる
西洋医学は生理学的に体の中でホルモン、自律神経のアンバランスかな?など推測できる。

逆に東洋医学では感情の問題が、今の症状を引き起こしていると考えることができます。

TVやSNSに振り回されない柔軟スイッチ

流行の健康法が悪いわけではありませんが、万能ではありません。
あくまで万人受けを狙っていますから自分と重ね過ぎない。

心も身体も個性がありますからね。

そこで提案:3ステップで自分の正解をつくってみる

試す(2週間だけ、条件をそろえて)
観察する(睡眠・お通じ・気分・痛みを10点満点でメモ)
微調整する(時間・量・順番を1つだけ変える)

ルールに縛られるより、「体の声に合わせてルールを育てる」が長続きのコツですよ~。

今日からできる二刀流の小さな実験

起床後、1時間以内に2~3分の朝日(体内時計のリセット)

朝食は7~9時に温かいお味噌汁(臓器時計で胃をサポート)

などなど、いろいろ試してくださいね。

視点が増えるほど、引き出しが増える

西洋の「時計をそろえる生理学」
東洋の「流れに合わせる感性」

どちらもあなたの体にとって味方で正解は一つじゃなくていいし、視点を増やして、微調整を楽しむほど、暮らしは軽くなると思います。

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