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産後のゆがみ

2021.09.01

マタニティ 体のこと

産後のゆがみ、実はそんなにズレてない?

こんにちは木村です。

「骨盤の歪みがひどいんじゃないか」と思っている方へ。

実は、想像以上に骨の歪みって“わずか”なんです。

骨はグラグラ動くものではなく、動ける範囲はしっかり決まっています。

とはいえ、背骨や骨盤が少しでもズレると、体のラインが崩れたり、腰痛などの不調につながったり。

だから産後に骨盤ベルトをする方も多いんですね。

見た目で判断しない

私が施術でお会いする方も、ウエストの左右差が出ていることがあります。
「お辞儀をすると腰が痛い」なんてときは、骨盤や腰の骨がどんなふうに動いているのか、どの筋肉が働いているのか、チェックポイントがたくさん。

私たちセラピストは、そうした“生理的な動き”(=日常の自然な体の動き)を学んで、不調の原因を探ります。

ちなみに、激しいスポーツのような非日常的な動きは「非生理的な動き」と呼ばれます。

さまざまな知識やテスト方法を知っていると、たとえば「ギックリ腰」が来ても、ハラハラ・ドキドキせず対応できるようになります。

ストレッチでよくならない理由

「ストレッチやマッサージをすれば一時的に楽になるのに、すぐ戻る…」
そんな経験、ありませんか?

それは単純に「筋肉が悪いわけじゃない」からです。

筋肉はあくまで“結果”であって、根本の原因が他にあるケースが多いんです。

ストレッチは基本、予防としてはとても良い習慣。でも「悪くなってから頑張る」スタイルだと、逆に悪化することもあるので注意してくださいね。

骨盤は腰の骨も一緒に動いてる!?

産後の骨盤の歪み。
実は“骨盤だけ”じゃなく、腰の骨も一緒に歪んでいます。

さらに言うと、骨を支えている筋肉にトラブルがあると、骨自体が歪みやすくなるんです。

だから、歪みだけを整えても「すぐ戻る」「また痛くなる」…そんな方が多いのも納得。

身体の中で何が起こっているのか、ひとつの視点だけでなく、いろんな角度から見てみると、思いがけず答えが見つかることもあります。

知る事が近道

「どうすれば治るか」よりも、「まず、なにが起こってるのか」を知ること。
それが一番の近道かもしれません。

「これって歪みかな?」「なんか変だけどわからない…」


そんな時は、いつでもお気軽にご相談くださいね。

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