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私たちの一日分は、江戸時代の「一生分」|情報疲れと子どものサイン

2026.02.20

敏感な子(HSC) 発達のこと
私たちの一日分は、江戸時代の「一生分」|情報疲れと子どものサイン

朝起きてスマートフォンを手に取る。
SNSのタイムラインを数分眺める。

それだけで、私たちは大量の投稿・動画・広告・ニュースの見出しに触れます。
一つひとつは短くても、数が多い。しかも毎日。

昔なら一生かけて少しずつ受け取っていたものを、今は1日に圧縮して、しかも毎日浴びている。

そんな感覚に近いと思います。

江戸時代と現代を、同じ尺度で「1日あたりの情報量」として正確に比べるのはたしかに難しい。

ただ、体感としても生活としても、現代のほうが 情報の密度が圧倒的に高い のは確かです。

現代は「情報に触れる量」が桁違い

光る脳と頭部のシルエット。現代の情報過多により、脳や自律神経に疲労とストレスが溜まっている状態を表すイメージ


1日あたりの(米国の推計では)情報に触れる量は約34GBとも言われます。

数字は、国や年で変わりますが、少なくとも「かなりの量に触れている」ことは間違いない。

そして、わたしが言いたいのは数字が凄いね…ではありません。

①情報が多い
②情報が短い
③情報が次々切り替わる

事実としてこの3つが、日常生活で当たり前になっていること。

脳は「目の前の生活」を回すために働く

脳は本来、目の前の生活を回すためにも一生懸命に働きます。

・今日の予定を覚える
・いま何を優先するか決める
・危ないものを避ける
・相手の表情を読み取る
・気持ちを切り替える

地味だけど意外とエネルギーを使っています。

現代は、生活とは別の情報(遠くの出来事、広告、SNS、短い動画)が、途切れず入ってきます。

この環境の違いは、昔より明らかに大きい。

子どもは、脳も体も発達途中

水が溢れ出ているガラスのコップと、手前で力尽きて倒れ込んでいる木製の人形。子どもの小さな受け皿と、情報過多による心身のオーバーヒートを表すイメージ


情報が多いと大人も疲れますが、子どもはさらに受け皿が小さい。

だから、子どもは余力が残りにくい。

大人だって余裕がないと、ちょっとしたことでイライラして、余計なこと言って後で反省したり。

余力は、一人ひとり違います。
お腹が痛くなりやすい子、すぐに疲れてグッタリしてしまう子など。

一見すると性格や反抗期に見てしまうこもあるかもしれません。

だからこれは、育て方ではなく身体の仕組みが関係して、心身がオーバーヒート気味になっているサイン。

まぶたのピクピクは、脳も疲労と緊張が溜まってきたサイン

安心した表情で眠る子どもの顔のアップ。情報疲れや自律神経のサインとなるまぶたの動きを観察するイメージ


そんなときにお子さんの寝顔や、目を閉じると【まぶたがピクピク動く】子がいます。

脳が疲れているサインの一つです。

もちろん、これだけで何かが決まる話ではありません。

ただ、「最近ちょっと我慢してないかな」と気づくヒントにはなります。

現代って情報が多く、短く、切り替わりが異常に速い。
その環境は、お子さんにもそのまま入ってきます。

その結果として、子どもの不調も増加しています。

これはしつけや性格、育て方の話だけでは整理しきれないんじゃない?というお話でした。

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